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【第9期正官庄杯・世界女流選手権戦】第7戦
白は6連勝の文度媛さん。黒が日本代表の鈴木歩五段だ。 第1図 実戦(1~33手) 白24がムリだったでしょう。黒33で二子は動けない形。 第2図 実戦(34~45手) 白は強引に動き出したが打っただけ取られてしまった。 鈴木さん大きくリード。 第3図 実戦(46~63手) 手負いの獅子となった白は転戦しました。黒の鈴木さんはとにかく安全に逃げ切りたい・・との思いがよーく現れています。上辺に二手かけて取りきったりして・・ 今までの6人がどんな負け方をしたのかを見れば・・いくら用心してもしすぎる事はないでしょう。 第4図 実戦(63~80手) なんとか日本に一勝を! 序盤から大儲けしたこの碁を勝ちきれないようでは何を言われるか・・・ なんて鈴木さんは思ってたかどうか・はしりませんが白が模様を張って黒が消しに行く展開になりました。 第5図 実戦(80~106手) ところが逆転の鬼が本領を発揮してしまった。 白94から襲いかかってきました。 黒99~101は鈴木さんに誤算があったのか? 第6図 実戦(101~118手) どう見てもヤバいっす。 第7図 実戦(119~133手) と思ったら、黒19からシノギがありました。 今も逆転の鬼との死闘は続いています。これは凄い。 棋聖戦とは違う意味でゼニの取れる碁ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.14 17:23:50
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