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先週から風邪をひいていましてブログを放置しておりました。
囲碁名人戦第5局を見ましたがよくわかりませんでした。七番勝負が終わらないでよかったというだけですね。 今朝、NHKのニュースでG20が終わった事を報じていました。そこでヨーロッパの通貨危機について日本のバブル崩壊と同じことが起こっているという報じ方をしていました。 また的外れな事を言うとる・・と感じました。 20年前の日本と今の欧州を比較してみます。 ○共通点 ・不動産バブルが崩壊したこと ・銀行に巨額の不良債権が発生したこと ○違う点 ・日本の場合、借り手と貸し手が同一国内であったが、欧州の場合、ドイツやフランス・ベルギー・イギリスなどが南欧・中欧諸国に貸している。 ・今回の欧州は、銀行が買った南欧諸国の国債が不良債権化してしまっている。ECBが銀行に資金を貸すにあたって南欧諸国の国債の担保能力100%として扱っている。 今回の危機は欧州の金融機関の場合、不良債権が国境をまたいで、更に国そのものに対する与信が不良債権化していることが前代未聞であり、ECBという決済機構そのものが破産する危険性がある。日本やアメリカのサブプライム危機のように国のカネで不良債権処理すればよいという単純な構図ではない。 NHKのニュースを見ていると今回の危機の恐ろしさが全くわからない。 また朝日新聞を読むと日本がEFSF債を買い支えるべきだとまで書いている。朝日は中国の回し者か!とさえ思う。いまや3兆ドルの外貨準備を持っている中国はEFSF債を買おうとはしない。アメリカもIMFの増資すべきでないとつっぱねた。日本も当然何もしなかった。 いまIMFやEFSFにカネを出してはいけない。絶対に返ってこない。パチンコ中毒の男に金を貸すに等しい。なぜNHKや朝日は世論をミスリードしようとしているのだろうか?やっぱり幹部が中国に取り込まれているのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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