みんみんのざる碁日記

さっき打った碁
これ向先の白番。一目負けだった。
第１図
黒３～５はあんまり見ない手だが定石みたいなもの。黒15のケイマは少し地に甘い気がする。私なら16に打つが、私ならそもそも３～５なんて打たない。白は18に回って悪くないと思っていた。


参考図１
白１のノビは絶対の一手。ここまでは実戦の進行です。
私なら黒２と打ちます。白３と受けるかどうかは棋風の問題だけど私なら受けます。
黒さんは白３とは打たない棋風なんでしょうね。
で、こんな展開が予想されます。実戦と比べてどうでしょうか？


第２図
私の序盤のヘボさが現れている（爆）。白６と低くカカッたのは疑問。15の二間ヒラキが相場かな。黒19のツケが良い手で上辺の黒地70目は確定してしまった。コミなしであるから非常にマズイ。白32は41にノビておいた方がよかった。


参考図２
白１がバランスの良い手です。黒２～６と大人しく受けていると白ペースになってしまいます。


参考図３
黒２と上にツケるのが良さそうですね。これはこれで一局・・・

第３図
形勢が悪くてもジタバタしない。だいたい形勢が良い方は逃げ切り狙いで地に走ることが多い。戦いを避けようとする。そこにチャンスがやってくる。形勢が悪くても辛抱してチャンスを待つのだ。黒31が不急の一手で白にチャンスがやってきた。
株でも地合が悪い時にチャッシュで待てる人が強いのだ。


参考図４
中央の不安定な二子を補強するのが良かった。右下隅は不急だった。


参考図５
黒２～６と連絡しているべきだった。


第４図
黒１～３は小さい。白２～４と襲いかかった。小さく活きてもらう予定だったが、黒はコウにしてコウダテで逃げる展開を選んだ。白は下辺や中央に地が増えて形勢不明になった。


第５図
白３は４に切れば勝っていただろう。大儲けした後はポカが出やすい。
残念な一目負けである。