カテゴリ:囲碁・検討
さて、昨日の問題の答えを明かします。
「ワタリの手筋」というヒントがありましたので、気が付かれた方もおられたと思います。 実戦の経過 黒2のノゾキが答えです。 黒4のサガリは白を両断して攻めると同時に左上隅の黒のシノギにも役だっているのです。 参考図1 白1とツイでもサガリが利いて黒は活きています 参考図2 白2とノゾキを受けない手は無理らしい。左上隅は取れるけれど中央や上辺がボロボロになるので負けになります。かくて高川先生の攻めは空転し、坂田本因坊の勝利となりました。 昭和39年は坂田先生の全盛期で、年間成績は30勝2敗。七冠を独占しました。 しかし翌年、林海峰に名人を奪われてしまいます。今年井山さんが七冠に復帰したのは前代未聞の大記録なのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.12.22 12:40:14
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