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カテゴリ:cinema
山崎豊子が制作サイドに何十回と書き直しをさせて、スポンサーが付かずに何度も鎮座した作品がようやく映像化されました。 しかも、このような時代の中公開されたことも偶然ではなく必然のように思えます。 元国営企業がいかに私利私欲に塗れた官僚や政治家の餌食になっていたかが窺い知れる。小説ではもっとディープに描いていますので、やはり小説は読んで欲しいです。 そうゆう企業によって犠牲になった人々が悔やんでも悔やみ切れない思いを山崎豊子は度重なる取材により代弁しているように思える。 そして、本日、破綻寸前の日本航空が企業再生支援を依頼し国の管理下におかれる事になった。 1兆6000億円という多額の税金を使って本当に再建できるのだろうか? 楽しめる作品ではありませんが、是非とも多くの人に映画や小説を見て欲しい作品です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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