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カテゴリ:Home Theater
といってもずいぶん前の昨年の話。 ソニー技術マイスターである、かないまる氏の講演を聞きにはるばる全国からAVファンが集まっていました。 4回のイベントが満員とはさすがです。 ソニーストアは東京・名古屋にもあるのにこうゆうイベントは大阪でしかしないのはもったいない。 視聴内容は5600ESの実力をSTEREO マルチ再生と余すところ無く披露していました。 VW90ESの映像視聴はほんのちょっとだけ、3D再生もちょっとだけでしたが、3Dの素晴らしいソフト(非発売)を紹介していただき、ますます3Dの楽しさと必然性を感じました。 もっとVW90ESの画質をチェックしたかったのですが残念。常設展示されるようなので、また個人的にソニーストアに行ってきます。 さて、5600ESですが、11月のオーディオセッションでも体験済み。 オーディオセッションの記事をアップしませんでしたが、忘れてたわけではなく、SONY・marantz以外の機器やデモンストレーションが酷かったのでコメントできるような内容ではなかったのです。 不況とはいえ、メーカーはデモンストレーション内容を工夫すべきです。 今回のイベントの使用機材の紹介 PJ・VPL-VW90ES BDプレーヤー・BDP-S5000ES 3D再生用BDレコーダー・BDZーAX2000 SACDプレーヤー・SCD-XA5400ES それと4万円くらいのプレーヤー AVアンプ・TA-DA5600ES フロントスピーカー・SS-AR2 (L、C、R) フロントハイスピーカー・SS-K30ED (FHL、FHR) サラウンドスピーカー・SS-K30ED (SL、SR) 前回の5500ESのイベントに比べて、フロント3CHのスピーカーAR2のセッティングが良くないと思います。 分厚いアクリル素材を重ねた上にスピーカーを置いているので全体に音が鈍って聴こえます。 そのネガティブ面をを差し引いての試聴。 ステレオ再生・マルチSACD再生も5500ESに比べてS/Nが良くなっています。 特に女性ボーカルものは良い再生に進化しています。 一体型AVアンプでここまでの再生ができれば充分だと思います。 前回のイベントでは試作段階のHDMiケーブル(ブルーのやつ、型番失念)も量産化されて良くなっている感じです。 1500円くらいの安物のHDMiケーブルもかないまる氏の湯銭エージングで効果があることを確認できました。 SONYの安物の3D対応BDプレーヤーも湯銭エージングと絶縁トランスで向上する実験もしていました。 それらの実験が終わって、ようやく映画再生。 5600ESにはリア側にファントムスピーカーを追加するスピーカーリロケーション機能やフロントハイスピーカーなど部屋の都合上、困難なセッティングを補正する面白い機能が入っています。 アバターの同じ場面を繰り返して、5600ESの新機能を披露します。 これは、オーディオセッションと同じ進行。 でも、機材はほぼ同じですが、部屋の構成、セッティングが異なるため出てくる音もかなり違います。 セッションの方が良い再生をしており、今回のイベントではフロントハイやリロケーションなどの新機能を使うと、音のフォーカスがとても鈍ります。 設置に制限がある方は使う良いのかも知れませんが、ITU-R設置ができるならそれに越した事は無いと思います。 プロトタイプ機のため、HD-DCSも5500ESとは違ったチューニングになっているのかも? 最後に再生した、非売品のドルビー社製の3D映像のジャズソフトがとてもクオリティーの高い画音再生ソフトでした。このソフト将来の3Dシアターのリファレンスディスクとしてめっちゃ欲しいです。 いろいろと聴いてみると5500ESは映画向きで、5600ESは音楽再生に向いたチューニングになっているように思います。 5600ESですが、京都Y氏がすでに導入しましたので、セッティング&ハンドリングの為、近々訪問します。 年頭の挨拶にも書いたように、我が家も新世代のAVセンターを導入して、HD音声対応にしたいけどまだ躊躇している状況。 セッションやイベントなどのどこの視聴会よりも、現システムの再生のクオリティーが遥かに良いんだもんね。 改めてSHOWCASEの良さを再認識してます。 今のところ眼中にあるAVセンターは5600ES(XLR出しができない事がネック)か? marantzのAV7005(前面パネルのデザインが・・・・、それとXLRがヨーロッパ方式である事)かな? 自宅視聴してみないと分からないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.06 00:05:00
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