|
テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:マレーシアという国
やっぱり、今回のショーの練習で
さじを投げてしまった、うちのフラメンコのジョイスセンセ。 舞台リハーサルのあまりの酷さに それ以来、本番のことを考えると眠れないという。 と、いうのも、 ちょード下手なくせに、どうもいうことを聞きたがらない 困ったチャンが数名おるのだ。 下手なんか、仕方ない。 ワタシだって、4年目にしてはとてつもなく下手だろう。 だいたい、持って生まれた素質ってものが総体的に欠如してるのだから まあ、ここまで何とか辞めずにこれただけ摩訶不思議ってェもんだ。 ワタシが言ってんのは、というか、センセが困っておるのは 上手下手ではなく 「センセの教えを聞かない。」という点なのだ。 収拾つかないったらありゃしない。 「右足動かしながら左足なんか動く訳ない。」とか 「踊りながら扇子なんか振れる訳ない。」とか 挙句の果ては 「そんなの、やめりゃあいいじゃん。」とか そゆこと言うかな、ふつう。 やめりゃあいいの、アンタだよ。 どおおおおして、センセが言うことに疑問持ったり 不満抱いたり、文句言ったりするかなあ。 少なくても自分より経験積んで、教える立場にあるんだから アンタ、100年早いよってなもんじゃないの。 でも、正直、こっちの人ってそういうの多い。 よく言えば、「自分の意見をはっきり言う。」 悪く言えば、「それって、ヘリクツ?」 実は、今回、ベリーダンスのシェリーンセンセも 「ワタシはもっと日本人の生徒が欲しい。」とか言って 日本人向けに広告を出すことにしたのを お手伝いしましたの。 その時センセが、日本人の生徒ってなんたるかって語ってたのには 「日本人は勤勉で、向上心にあふれている。」 怠けることのできない、働き蜂日本人。 「日本人は、言われたことは真摯に受け止める。」 そうだね。センセが言ったことに、出来ない、という反論は絶対しないかも。 「日本人は覚えが早くて忘れない。」 これ、長年培った日本の教育方針の賜物。 「日本人は、周りに迷惑をかけない。」 確かに、これ哀しいかな日本人。道徳の授業の成果。 「日本人は、文句を言わない。」 そうなのよ、こっちの人は結構、リズムが合わないとか、衣装が似合わない、とか、明らかに自分に問題があることをセンセに苦情申し立てをする。どうすれってんでしょ。 「日本人は、出来なくても一生懸命練習する。」 そっか。。。だから黙って練習するのか、日本人は。 「ワタシはセンセとして、大変教えがいを感じる。」 うん。ありがと。 だそうだ。 褒めまくり~~。 そう。 流れる日本人の血。 日本人たるべく教育を受けた、日本人のIdentity。 マレーシア人であるセンセ達でさえ、それを 「ワタシ達にはない。」と感じている。 「うらやましい。」という。 確かに、マレーシア人とは違う。 どっちがいいか、なんて人それぞれだし、別にどうでもいいけど。 でも、出来ないなら、文句言わずに練習すれ。 これは、ナニジンだろうが、物ごと習う以上きちんと守っていただきたい。 嫌ならどーぞやめてちょーだい。 そうです。 来週からは、センセの代わりにワタシがコンダクター。 メンバー誰もいなくなりそう。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.16 10:24:32
コメント(0) | コメントを書く
[マレーシアという国] カテゴリの最新記事
|
|