予期せず出合うことになった…
まだ中身は読んでいない。数日前、NHK昼のスタジオライブ番組で、作家の村上龍氏がゲストでインタビューに答えていた。その中で話題の中心の一つとして取り上げられていた著作がこの本『13歳のハローワーク』。もう10年ほど前に刊行されて、かなり大きく話題になって売れた本である。タイトルのインパクトで、何が書いてあるんだろうとその時には興味を持ったのですが、購入するには至らず、そのまま今回のテレビのインタビューを見るまでは忘れてしまっていた。ところがどうだろう、その番組を見てほんの数日しか経っていないのに、奇遇にもこの本と出合うことになった。書店で出合ったわけではない。というか書店なのですけれど、いわゆるお店を構えた本屋さんではないということです。いつものように自転車に買い物バッグを積んで、食品の買い出しにスーパーへ行ったのですが、ちょうどその日が月に1回の巡回100円均一古書店の出店日で、スーパー入り口付近でテントを張っていろいろな本を並べている。私もこういうところを覗くのは嫌いではありませんので、ぶらりと本棚を見渡してみるとこの大判カラーのハードカバー『13歳のハローワーク』、立派な本がすぐに目に飛び込んできた。まだ番組を見て間なしで印象にも強く残っていたものですから、これはもう私にこれを読めと言われているような気がして、即購入。代金100円也(定価2,600円の本がである)。大人の世界への入り口にいる“13歳”、自由で可能性も秘めているし、不安ととまどいもある。その13歳に仕事や職業を通して世界を見たり、感じたり、考えたり、対処したりするようになるために、自分の好奇心の対象となるものを探し、いつか具体的な生涯の仕事・職業に結びつけば…、というようなことが前書きには書いてあったように思う。実際にすべてを読んでみて、何か思うところがあれば、またブログにしてみようと思っている。