若き日の彼が出ていました…
1952年公開の古い旧い西部劇『真昼の決闘(HIGHNOON)』を観た。主演はゲーリー・クーパーとグレース・ケリーの、過去に何度も観た西部劇の名作です。この作品でゲーリー・クーパーはアカデミー賞主演男優賞を受賞し、グレース・ケリーは後にモナコ公妃となったことは周知のところです。ここに書きたいのは主演の俳優のことではなく、助演というほどの役でもなく、敵役の仲間の一人という役回りで出演している俳優に、わたしの好きな ”リー・ヴァン・クリーフ” の若い若い時の姿が見られるのです。おそらく彼の映画デビューの最初期のものだと思われます。彼は後に、マカロニ・ウェスタンというジャンルの西部劇で、クリント・イーストウッドなどと共に活躍した苦み走った渋い俳優さんです。その彼も1989年12月に64歳で亡くなりました。わたしが思うに、惜しい俳優さんが亡くなったと思っている。そのむかし彼のその苦み走った渋さにサントリーが注目して ”サントリー・オールド” のCMに登場されたことが思い出されます。いいコマーシャルだったと記憶しています。サントリーという会社は、コマーシャル創りが抜群に巧いですね~。