『綿々』は『連綿』の誤用だと思っていた…
話し言葉の中で「綿々と・・・・」と語られることをよく耳にしてきましたが、あの『綿々』は『連面』の間違いで誤用だと思っていたことが過去にありました。もちろん今では、そのどちらの言葉も間違いなどではないという事は分かっています。そこでもう一度おさらいをしておきます。<<「連面(れんめん)」と「綿々(めんめん)」は意味は似ていて、どちらも物事が途切れなく続く様子を表す類似した言葉です。ただし多少ニュアンスが異なります。「連面」は歴史・伝統などが切れ目なく、長く続く様子に重きを置いています。それに比して『綿々』の方は、細く長く糸を引くように続く様子を強調するのです。つまり・・・・『連面(れんめん)』:歴史、血脈、伝統など、途切れることなく続く様子(例:連綿と受け継がれる伝統など、ほかに草書体の文字などで流れるように続けて書くことも)『綿々(めんめん)』:細く長く、いつまでも続く様子(例:情愛綿々など)>>つまりどちらの言葉も ”細く長く続く” という意味で共通しているので、その時々の文脈に併せて使い分ける必要があるのです。少々乱暴にぶっちゃけていうなら、「どちらを使っても大きく間違いという事はなさそう」な言葉です。