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カテゴリ:未来の自分を創る!
「人は何のために生きるのか?」
これを知りたいのは人間の本能である。
これは古今東西の哲学者、宗教家の大きなテーマであった。 だが、納得できる明快な回答はまだない。
人生の目的が分からない若者の自殺が後を絶たない。
人生には喜びもあるが、苦しみもある。 生きる目的が分からなければ、時として大きな苦しみに 耐えられないこともでてくるだろう。
しかし、人間とは、助け合って生きる動物である。
だから、人生は個人のものではない。
人生を個人のものと考えるから、目的が分からなければ 苦しみから逃れるために死ぬのは自由だということになる。
では、人は人生で何をしなければならないのか。
「自分らしく、世の中に役立つこと」
これが、この世に生を受けて以来、親兄弟、友人恋人をはじめ、 すべての人々の愛情友情奉仕に支えられ、お世話になって 生きていた人間がまず果たすべき使命なのではないか。
これが出来たらならば、すばらしい人生だ。
逆に、これをやらずに勝手に死ぬとしたら、人々の好意と努力 という世の中の資産を個人の都合で無に帰することになる。
いわば、借金の踏み倒しだ。 人生の目的に悩む高邁な精神の持ち主にふさわしくない行為だろう。
自分が人生で何を得るかではなく、すでにいただいたご恩を 自分らしい方法で実りに育てあげ、世の中にお返しすることこそが、 人生においてまずめざすべき目的ではないか。
しかし、それはもちろん個人だけでは出来ない。 協力者共鳴者を見つけ、一致協力してことをなすことが必要だ。 自分らしいやり方も見つけなければならない。
そのプロセスこそが、人生なのではないか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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自分の人生とはって悩み苦しむのは良いとして、最近では60歳以上にして人生に迷う人が多いと聞きます。
これは、どうなのか?? いったい、これまで何を学んできたのか!? (Jun 27, 2010 09:02:05 AM)
天命ってあるんだと思います。
私は、50歳までは必死に働いて、そのあとは世の中に恩返しするようなボランティアをやりたいと思っています。 (Jun 27, 2010 10:31:28 AM)
現代人は、天から授けられた「生命」をまるで我がものかのような扱い方をしています。そんなことだから「運命」「宿命」「天命」もわからずにこの世を去ることになるんです。お母さんが死ぬほどの激痛に耐えて産んでくれたことを想像しただけでも自分の生命は勝手に絶つことはできないと思うはずであります。それをしないことに、否、できないことに問題があるんです。それとは思考すること想像することであります。何某かの自殺の原因があるときに「感じる」「思う」はするのですが「考える」までに到れないのです。では何故に考えることができなくなってしまったのか?〈1〉本末転倒たる教育と〈2〉過度なる科学の進歩が最大の原因だと考えます。〈1〉は教育には本学と末学があると言います。本学とは人間の主幹たる思想哲学や宗教学です。末学とは所謂今の学校で教えている枝葉の学問であります。枝葉ばかりを育てて主幹が育っていなければその木は倒れるのは当然です。〈2〉はTVやPCによる一方通行の情報提供による思考回路の阻害。そして便利になり過ぎることで助け合いや話し合いの消失。何もしなくても良くなれば人間は「考える」ことをしなくなります。他にも様々な付帯要因が考えられますがこの最大の二点は何とかしなければならないと微力ながら提言し続けているんです。「人生の目的」に気付くにはこの辺りから始めなければなりません。
(Jun 27, 2010 12:24:44 PM)
「人は人に関わることで人になっていく」というアフリカの諺があるそうです。
様々な人とのコミュニケーションや体験の中で醸成されていくはずの価値観や人生観が、情報やHOw to ものの氾濫で自分自身の価値観、人生感に繋がりにくいのでしょうか。 ダイバーシティが注目される一方で、お互いにしかわからない言葉で超コンテクスト度の高いコミュニケーションに安心感を持つ若者が多いですよね。 この現象を乗り越えるために自分にできることは何かを考えさせられます。 (Jun 27, 2010 12:43:46 PM)
一等さん
>自分の人生とはって悩み苦しむのは良いとして、最近では60歳以上にして人生に迷う人が多いと聞きます。 > >これは、どうなのか?? > >いったい、これまで何を学んできたのか!? ----- それって少しヘンですね。 まあ、じたばたしても。。。 (Jul 1, 2010 12:55:37 AM)
ユウコ2007さん
>天命ってあるんだと思います。 >私は、50歳までは必死に働いて、そのあとは世の中に恩返しするようなボランティアをやりたいと思っています。 ----- ありがとうございます。 もたろん、ボランティアもすばらしいですが、本業自体で世の中に貢献しているはずですし、そうありたいものですね。 (Jul 1, 2010 12:56:48 AM)
〆飄飄さん
>現代人は、天から授けられた「生命」をまるで我がものかのような扱い方をしています。そんなことだから「運命」「宿命」「天命」もわからずにこの世を去ることになるんです。お母さんが死ぬほどの激痛に耐えて産んでくれたことを想像しただけでも自分の生命は勝手に絶つことはできないと思うはずであります。それをしないことに、否、できないことに問題があるんです。それとは思考すること想像することであります。何某かの自殺の原因があるときに「感じる」「思う」はするのですが「考える」までに到れないのです。では何故に考えることができなくなってしまったのか?〈1〉本末転倒たる教育と〈2〉過度なる科学の進歩が最大の原因だと考えます。〈1〉は教育には本学と末学があると言います。本学とは人間の主幹たる思想哲学や宗教学です。末学とは所謂今の学校で教えている枝葉の学問であります。枝葉ばかりを育てて主幹が育っていなければその木は倒れるのは当然です。〈2〉はTVやPCによる一方通行の情報提供による思考回路の阻害。そして便利になり過ぎることで助け合いや話し合いの消失。何もしなくても良くなれば人間は「考える」ことをしなくなります。他にも様々な付帯要因が考えられますがこの最大の二点は何とかしなければならないと微力ながら提言し続けているんです。「人生の目的」に気付くにはこの辺りから始めなければなりません。 ----- ありがとうございます。 努力して初めて何かを得られるということが大切なのでしょうね。 その意味では、CS(顧客満足)を追求することが日本企業の強み区といわれていますが、同時に日本の若者の自殺者を世界的見て高水準にしている可能性すらありますね。 (Jul 1, 2010 12:59:07 AM)
ジェムツリーさん
>「人は人に関わることで人になっていく」というアフリカの諺があるそうです。 > >様々な人とのコミュニケーションや体験の中で醸成されていくはずの価値観や人生観が、情報やHOw to ものの氾濫で自分自身の価値観、人生感に繋がりにくいのでしょうか。 > >ダイバーシティが注目される一方で、お互いにしかわからない言葉で超コンテクスト度の高いコミュニケーションに安心感を持つ若者が多いですよね。 > >この現象を乗り越えるために自分にできることは何かを考えさせられます。 ----- ありがとうございます。 「必要なことはすべてお砂場で学べる」は真実だと思います。 もっと、手を汚して何かを掴むという体験が人格を作るという認識が必要ですね。 人を快適にするだけでは何かが欠落していきます。 (Jul 1, 2010 01:01:35 AM)
発展途上国からすれば日本はまるで夢の国でしょう!いたれりつけせりな生活空間であります。何やらリンナイ給湯システムがエコ製品として全世界から注目されているようです。蛇口を捻れば水でも湯でも出てくるし座ったままであらゆる電化製品に命令が送れます。お腹が空いたらデリバリーサービスもあり少し歩けば24時間開いているコンビニエンスがあるんです。もう一人の気楽な暮らしに慣れてしまうと人間関係という煩わしさが我慢できなくなります。はい、この面倒臭いや煩わしいがビジネスチャンスを生んでいました。不便だから助け合い、不都合だから話し合うというコミュニケーションがどんどん必要なくなりました。人間社会の中でいちばん大切な人と人の絆を科学は分断したんです。未来社会への通過点の歪んだ時代だとするなら余りにも大きな犠牲者を出しています。SFの未来世界なら人口は管理され遺伝子操作による試験官ベィビーで誕生してくるんでしょう。結婚しない否できない若者、少子化、孤独、憂鬱、などなどさまざまな社会現象が起きています。歯止めを効かすのか?行くところまで行ってしまうのか?新たな対策を立てるのか?不都合なる便利に対して考えなければならないかと思います。ちなみに今さらわざわざ昔のような不便な生活には戻ることはできません。
(Jul 1, 2010 01:53:04 AM)
〆飄飄さん
>発展途上国からすれば日本はまるで夢の国でしょう!いたれりつけせりな生活空間であります。何やらリンナイ給湯システムがエコ製品として全世界から注目されているようです。蛇口を捻れば水でも湯でも出てくるし座ったままであらゆる電化製品に命令が送れます。お腹が空いたらデリバリーサービスもあり少し歩けば24時間開いているコンビニエンスがあるんです。もう一人の気楽な暮らしに慣れてしまうと人間関係という煩わしさが我慢できなくなります。はい、この面倒臭いや煩わしいがビジネスチャンスを生んでいました。不便だから助け合い、不都合だから話し合うというコミュニケーションがどんどん必要なくなりました。人間社会の中でいちばん大切な人と人の絆を科学は分断したんです。未来社会への通過点の歪んだ時代だとするなら余りにも大きな犠牲者を出しています。SFの未来世界なら人口は管理され遺伝子操作による試験官ベィビーで誕生してくるんでしょう。結婚しない否できない若者、少子化、孤独、憂鬱、などなどさまざまな社会現象が起きています。歯止めを効かすのか?行くところまで行ってしまうのか?新たな対策を立てるのか?不都合なる便利に対して考えなければならないかと思います。ちなみに今さらわざわざ昔のような不便な生活には戻ることはできません。 ----- 「不都合なる便利」 じつに本質をついたご指摘ですね。 人間は、何か行動を起こし、苦労しなければ欲しいものを得られないような訓練をしなければ堕落しますね。 (Jul 3, 2010 12:36:01 PM)
毎度、哲学的な投げかけをしていただき、脳みそへの刺激となっています。
自分らしく世の中の役に立つ。シンプルで言い得て妙です。まったくもって同感です。 振り返ってみたとき、では、人はどこでそういう考えに至るのか、誰かに教えてもらってのことか、ひとくちには言えないものですね。ワタシはある日、宇宙的なひらめきで、自分の生きる意味を感じ取った瞬間がありましたが、それもそれまでの経験が積もって来たからだったのだろうと思います。 世の中の役に立つという意識に20代で目覚めていたかったものですが、これは言っても始まりませんね。 (Aug 2, 2010 01:59:55 AM)
onoさん
>毎度、哲学的な投げかけをしていただき、脳みそへの刺激となっています。 >自分らしく世の中の役に立つ。シンプルで言い得て妙です。まったくもって同感です。 >振り返ってみたとき、では、人はどこでそういう考えに至るのか、誰かに教えてもらってのことか、ひとくちには言えないものですね。ワタシはある日、宇宙的なひらめきで、自分の生きる意味を感じ取った瞬間がありましたが、それもそれまでの経験が積もって来たからだったのだろうと思います。 >世の中の役に立つという意識に20代で目覚めていたかったものですが、これは言っても始まりませんね。 ----- ありがとうございます。 生きる意味とは果たして何か? 人間にとって永遠の課題ですね。 今度、宇宙的なひらめきについて教えてくださいな。 (Aug 2, 2010 11:10:18 PM)
若者でなくても、親兄弟に、多額の資金を無心する中年子供がいます。目的の為なら使えるものは使うといった知識はあっても知性の無い、中高年がいます。若者の事だけ憂いても意味はありません。彼らは、大人の背中をしっかり見ているのです。
私もいつの間にか50歳になりました。気がつけば、子供たちは、それなりに自分の選び、地道に歩いています。 責任は、命を授けた親にまずあります。どんなに体が大きくなっても子供は子供として、親の全てを見ています。 保身を生き甲斐にする、中途半端な大人には無い、純粋な希望が若者と呼ばれる、子供たちにあることを、忘れてはいけません。 (Dec 13, 2010 12:10:14 AM)
プリンさん
>若者でなくても、親兄弟に、多額の資金を無心する中年子供がいます。目的の為なら使えるものは使うといった知識はあっても知性の無い、中高年がいます。若者の事だけ憂いても意味はありません。彼らは、大人の背中をしっかり見ているのです。 >私もいつの間にか50歳になりました。気がつけば、子供たちは、それなりに自分の選び、地道に歩いています。 >責任は、命を授けた親にまずあります。どんなに体が大きくなっても子供は子供として、親の全てを見ています。 >保身を生き甲斐にする、中途半端な大人には無い、純粋な希望が若者と呼ばれる、子供たちにあることを、忘れてはいけません。 ----- ありがとうございます。 なぜ、純粋な希望を持っているはずの若者は自殺するのでしょうか。 おそらく、ご指摘のように私たちの世代にも大きな責任があるのでしょう。 甘やかしたという責任が。 (Dec 13, 2010 11:07:37 PM)
イニシアさん
その小さな発信、救いを求める声、共に悩んで欲しいという欲求・・・・。 その若者の命を授かった時、微かな小さな鳴き声、笑顔、仕草。その発信を、助けを求める声を、親は必死に知ろうと耳を傾けます。 甘やかしても良いのです。誰でも我が子が一番可愛いのですから。 自己満足の親の立場や満足に、耳を凝らしていた、その大切な日常、最低限の責任を忘れてしまってはならないのだと思います。 簡単に『若者の自殺』と言いますが、死の瞬間、辛さや怖さを感じない子供はいません。大切なのはそこまでのプロセス。 近くにいる大人だけではなく、誰かが小さな発信を聴き取れなかった事に、取り返しの付かない結果への悲しさを感じます。 >ありがとうございます。 >なぜ、純粋な希望を持っているはずの若者は自殺するのでしょうか。 >おそらく、ご指摘のように私たちの世代にも大きな責任があるのでしょう。 >甘やかしたという責任が。 ----- (Dec 14, 2010 12:18:37 AM)
プリンさん
『簡単に』言っているつもりはありませんが、おっしゃることは本当にそのとおりだと思います。 ただ、小さな発信は確かにあったとして、それを聞いてほしかったのか、そうでなかったのか・・・本人がいなくなった後はすべてが分かりません。(普通に考えると、おそらく受信して欲しかったのでしょうが・・・) (Dec 15, 2010 11:19:48 PM) |