誕生!
妊娠中からずっと、ケアのために来院してくださっていた妊婦さんから、無事出産のメールをいただきました。 実は、金曜日に予定日を1週間過ぎても陣痛が起らないため、主治医から陣痛促進剤を使用すると言われての来院。 出産は、お母さんの身体の状態と、赤ん坊の準備が整った絶妙のタイミングで起きるものです。 そのような極めて自然の営みである出産に、第3者が介入すべきではありません。 僕も迷いに迷いましたが、陣痛促進剤の使用による事故の危険が大きいと判断して決断。 出産時に出血が止まらなくなる危険を考慮しながら、3穴に8番鍼で瀉法の処置。 処置後間もなくお母さんの下腹部が微かに痛み出し、翌日早朝に破水、陣痛が始まりました。そして日付が変わるころに元気な赤ん坊を出産。 母子ともに順調であること、そして初めて母になる喜びと一緒に、授乳の様子がメールにしたためられていました。 今、僕もとても幸せな気持ちです。 新しい命は、これからどのような人生を描くのでしょうか?