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カテゴリ:熊野について
『熊野古道』には峠が沢山あります。
というより、峠を越えるのが熊野古道ですね。 何しろ、『熊野古道』のこちら側、『伊勢街道』では新宮と木本の間の七里御浜を通る『浜街道』の7里以外に平らな所は無いのですから・・・ 他の部分は海岸線でも峠越えばかりです。 峠越えのたびに海の広がりは実感できるのですが、山間部に入ると大きな峠になっても山並みがかすんで見えるだけで変わり映えしないものです。 そんな中で木本から本宮に向かう途中にある、『丸山千枚田』の眺めは一味違う物になります。 山の中に突然現れる広い棚田と遠くまで開けた紀伊山地の山並み・・・なかなかのものです。 冬場の今は寒々とした刈り跡の広がるモノトーンの田圃が積み重なっています。 人力のすごさを伝えてきます。 しかし、その向こうに広がる広大な山地から見ると、人間が作った田んぼなどは小さく見えます。 今は道路沿いに展望台が用意されているので棚田の景色が眺められます。 こうしたところが用意されるまでは木々の間からすかしてみるような感じで全体を見渡す『眺望』なんて望めなかったようです。 近づくと、自然石を営々として積み上げていった先人の苦労が伝わります。 こうして遠くから眺めると、計算されたくらいにきれいな造形美が見られます。 冬枯れの時期の田舎は人気も無く淋しい物です。 しかし、それはそれでよいものです。 殆んど雪の積もらない地方ですが、年の数回はここも雪化粧します。 私の車ではそんな光景を撮影に来ることもままなりませんけどね。 ↑↑よろしければ一日一回ポチッと押してください 熊野市周辺地図です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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