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JE2LUZ・熊野

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2009/01/10
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カテゴリ:熊野について
 熊野市紀和町の『丸山千枚田』は日本棚田百選だとか色んな所に顔を出すので、『熊野古道』めぐりの人も立ち寄るし、結構有名になっています。
 この『丸山千枚田』の少し先に、戦国時代末期の山城としては『名城』と言えるような城跡があります。
 国取り合戦の面では重要性は無い場所なのに、見事な石垣を積み上げたものです。
 山城は土を掘っただけの空堀をめぐらせ、少しだけ石垣を積んで砦を立てたものが多いので、田舎の小さな山城はその跡を探すのも大変なことが多いのですが、紀和の山の中に聳える城跡は異色な物です。



 この城は天正16年(1588)に『太閤検地』に反対して起きた『天正一揆』を平定し、睨みをきかせるために翌天正17年に築城されたと言います。
 規模は小さいですが、城門とか虎口と言われる狭まった通路を作るなど、自然の地形もあって中々攻めにくい本格的な城造りをしてあります。
 それはそうでしょう。
 かの城造りの名手、『藤堂高虎』が秀吉の命を受けて築城したと言われています。
 一揆が完全に納まるまで、ここを拠点に戸津川までの範囲を治めていたそうです。
 修復された石垣と案内板、そして植樹された桜以外には下手な建物などは再現されていません。
 そのため、この城が攻めにくそう・・・と言うことが実感できます。



 
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最終更新日  2009/01/10 12:21:42 PM
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