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カテゴリ:混在
野草の中で子供にとって身近だったのは、「よもぎ」ですね。
親たちは「よもぎ餅」の材料、子供には「傷薬」として、どこに居ても手に入る大事なものでした。 血管収縮作用と殺菌作用があるのかもしえませんが、葉っぱをつばで揉んで使いました。 今の親なら「汚いから止めなさい」と言うかも知れませんが、昔はそれで治してきたのです。 でも、かなりシミますよ。 もう一つのよもぎの使いみちは、水中メガネの曇り止めです。 揉んでガラスに塗りつけると息で曇るのが防げます。 これは海の海女さんも使うとか… さらに、根っこと「ガロジ」のちぎったのを使って「ガブ」も釣りました。 河原にも一杯生えているので色々使いみちが増えたのでしょうね。 薬としては「おおばこ」「せんぷり」「こなすび」「じゅうのう」「ゆきのした」「どくだみ」「かんぞう」イrんなのが使われていたのですが、知らない間に「置き薬」や「市販薬」に変わってしまいましたね。 「アロエ・医者いらず」は寒さから飛鳥では育ちませんでした。軒先とかにぶら下がっていたのですけどね。 「山いちご」「野いちご」なんてのも今の子は食べないのでしょうね。 まあ、変なものは口にしないほうが良いのでしょうけど、サバイバルもできなくなるでしょう。 「猫じゃらし」の穂が出る前のやつ、「笹竹のたけのこ」、「ツツジの葉っぱの虫こぶ」「柳の虫」「蜂の子」「いなご」・・・食えるものは一杯あります。 セミ・コウロギ・ゴキブリまで食うところがあるのですからね。 「栗」「あけび」「柿(渋柿は泥田に漬け込む)」「未熟なそら豆」「完熟で黄色くなった梅」「むかご」…随分食べたんですね。 原始時代の子供じゃあ無いですよ。 これでも戦後育ちです。 「タニシ」「ゴジナ」は茹でて食べましたが、大又川には流れのない「淵」が殆どないので「タニシ」は佐渡管内の「長淵」へ盗みに行きました。 竹を割って先を十文字に少し開いて、とんと突いて挟んで捕りました。 こうしたものは年長者から下へと伝承されていったのです。 私達の頃で「ガキ大将」がいなくなり、伝承も途絶えたのでしょうね。 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/03/19 06:00:08 AM
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