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カテゴリ:混在
「お彼岸」です。
「春分の日」の方が今では身近? それよりは単純に「お休みの日」と思う人のほうが多いかも知れません。 「彼岸」は仏教的なもので、対義語は「此岸・しがん」です。 「彼岸」はあの世で、苦しみなど無いところで、「此岸」はこの世で苦しみに満ちているのだそうです。 そして、死んだら苦しみなどない国、「極楽」へゆきたいらしいです。 「小乗仏教」では出家すれば良いらしく、男の子は少年期にほぼ全員出家します。 日本などの「大乗仏教」では「般若心経」を唱えればよいそうですが、宗派によって違いますね。 「極楽」の場所も「天国」のように上にあったり、西の方「西方浄土」だったり、南の方の「補陀落」だったり、挙げ句は地獄に落とされたり… 三途の川の渡し船で行き先を間違えるとどこに送られるやら… この辺がすがっている「ユネスコ文化遺産・紀伊山地の霊場とその参詣道」はそうした思想の塊ですね。 神仏混合ですから、主な霊場は神社なのに、参詣する側は「あの世のことをお願いする」場合が多いようです。 日本の神様って下々のことにはあまり関わらないようですがね。 熊野ではこの世もあの世も救われるとか… 吉野では「金峯山寺」ってお寺なのに修行は神道的みたいですし… 那智では「補陀落山寺」なんて「補陀落信仰」がありますし… 世界遺産指定運動の頃からは、ご利益をもらったのは「三重・和歌山・奈良の三県とその地方自治体」だったようです。 これが那智駅近くの「補陀落山寺」です。 あまりいい話のある寺でもなし、古道客のおこぼれも少ないようです。 このお寺の年をとった住職さんは船に乗って、南の海にあるとか言われる「補陀落浄土」を目指したんだそうです。 最後の住職さんの話は調べれば出てきますが、「ありがたくない」ものです。 「彼岸」=「墓参り」の図式も消えつつあるようです。 「墓じまい」「無縁様」が猛烈に増えていますからね。 オンラインで呼び出せる永代供養なんて普通になるでしょうね。 でも、それも開かなくなると思いますが… 彼岸が二回、お盆が一回、月命日があって、祥月命日、さらに年忌があって… 終戦の日・原爆の日・各地の災害の日もあります。 NETアプリにすると追いかけ回されるので消去されるかも知れませんね。 不謹慎みたいですけど、そんな世の中でしょう。 鎌倉時代・江戸時代…明治ー大正ー昭和ー平成と、どんどん変わっちゃいましたからね。 この話題って一杯ありそうです。 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/03/20 05:00:06 AM
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