カテゴリ:韓ドラ・韓国映画
監督 : カン・ジェギュ 出演 : ハン・ソッキュ、シン・ヘジン、チン・ヒギョン、シン・ヒョンジュン 1996年 韓国 シュリのカン・ジェギュ監督の初監督作品。 ハン・ソッキュ、カン・ジェギュコンビだから、いつかは見なきゃと思っていました。 感想は。。。若い監督が、あれもこれもしたかったんだなあ、と思いました。 初め、オカルト?怖かったらどうしようと思ったんですが、アクションあり、CG(10年前ですから、今のCG技術と比べてどうこういっても仕方ありません)あり、SFのような? やっぱりラブロマンスなんでしょうね。 面白かったのは、お姫様が「悲しき恋歌」のへインの叔母さんなんです。 どうしても、それが頭に浮かんで、可笑しかった。 それに、ハン・ソッキュは長髪がみごとに似合わな~い。 ハン・ソッキュより、シン・ヒョンジュン(テファオッパ@天国の階段)の方が、主役に見えちゃいました。アウトライブでも感じましたが、シン・ヒョンジュンは、怪しげな役、独特の雰囲気があってよいです。 [story]******************* 画家で大学の講師でもあるスヒョン(ソッキュ)には医者の恋人(シン・へジン)がいます。 ある日不思議な夢に誘われ、古いベットを手に入れます。 このベットがまあ、気持ち悪いんですよ。 男女の彫刻が施してある、やたらと大きくて重い、真っ黒な木製のベット。 私だったら、絶対に買わない。 このベットはかなり製作費をつぎ込んで作ったものらしいですが。 それから、不思議なことが起こりはじめます。 実は、スヒョンはかつて、宮中楽師ジョンムンでした。 ジョンムンはミダン姫と愛し合っていたのですが、ミダンはファン将軍(シン・ヒョンジュン)と結婚させられることになっていたのです。 ジョンムンはファン将軍に首を切り落とされ、悲しんだミダン姫と共に、2本の銀杏になります。 銀杏には雌雄があるからなのかな。2本の銀杏として幸せに生きていた二人をファン将軍が落とした(ちがうかな?)雷が引き裂きます。 その、倒れた銀杏で作られたのが、このベットだったのです。 ミダン姫は、転生を繰り返してきたジョンムンをずっと見守ってきたのです。 ミダン姫とファン将軍の魂は1000年もの間、さまよってきたのでした。 ****************** 現世のスヒョンが、自分の前世を知り、あっという間にミダン姫に惹かれていくのもわからなかったし(前世の感覚がよみがえったってことなのかな)、全体的に心理描写が雑な印象で、もったいなかったかな。 でも、シン・ヒョンジュンの、1000年の孤独はよく伝わってきました。 やっぱり韓国ものはこうでなくっちゃ。1000年もの間、一途に、報われない愛を抱き続けるって、なんだか凄い。 奇想天外、荒唐無稽って感じで、それなりに楽しめました。 有名なこの作品。やっぱり観といてよかったです。 おすすめかどうかは。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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