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雪を被った雑木林もなかなかいいものである。 特に、天気に恵まれると、白く染まった木々ははっとするほど美しい輝きを見せる。 普段見る雑木林はいたって地味なのだが。 写真2枚とも、病院へ歩いて通うついでに撮った。 下の写真の雑木林は、私が通う病院に近い道路端にある。 道路に沿って細長く続いていて、奥はゴルフ場のコースになっている。 このゴルフ場、起伏が激しくで初心者には不向き。 それに左利きには不利に出来ていて、スライスするとすぐOBゾーンに入ってしまう。 サウスポーの私はそれでよく悩まされた。 写真との両立は難しいので、超初心者のうちに、ゴルフはすぱっと止めてしまった。 この雑木林にはコシアブラがたくさん生えている。 春、友人とよくコシアブラの新芽を摘みにここへ来た。 ときたま林の間からコースを回る人が見えたりする。 相手が我々を見つけたら、さぞかし驚いたことだろう。 自宅に植えたコシアブラの木が生長してきた今、ここへ入ることはもうなくなった。 もともとコシアブラを山菜として食する習慣はわが方にはなかった。 コシアブラの木の存在とその若芽がおいしいと知ったのは20年ほど前のことだ。 関東からやってきた山好きの男と一緒に数人で登山したことがあり、その時に彼からそれを教わった。 さっそく採り、ゆがいておひたしにしたら、おいしいのなんの。 それからコシアブラにはまるようになった。 いつからかこちらにも広まり、採取時期になると、道の駅やスーパーなどでよく見かける商品になっている。 さて、関東からわが方へやって来た山男は、ほどなく岩手県の花巻温泉郷周辺に移り住んだ。 あるとき、その山男を慕って女性が一人でこっちにやってきた。 その彼女とも山仲間と一緒に山行したことがある。 そして、彼女は山男を追って岩手へ行ったという話が伝わってきた。 二人は結ばれたんだろうか。 その後の消息はまったく分からない。 なにしろ20年も前のことだから、二人がどうなったか今では知るよすがもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
「コシアブラ」は、はじめて聞いたように思います。
こちらでは「タラの芽」はよく頂きます。 でも、ググってみると、こちらにもコシアブラはあるようです。 今年の春は、山で探してみましょう。 (2018/01/14 06:51:44 AM)
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