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わが家で発生した交通事故で、私は被害者となってしまったが、命だけは助かった。 死を免れた要因を11日のブログで様々書いたが、もうひとつある。 それは、ヒノキ並木がクレーン車を止め、屋敷への侵入を阻んでくれたことだった。 ヒノキがなかったら、私は脚立とともに車の下敷きとなり、もしかしてペシャンコになっていたかも知れない。 ヒノキは命の恩樹である。 ブログに『命を守ってくださったのはお手入れされ大事にされたヒノキの神様、ご先祖様と思えます。(抄)』とコメントされた方がいたが、全くそのとおりだ。 ヒノキ並木は先祖から受け継いだ大事な樹である。 わが家の本家に当たる柴田監物が慶長年間にここを拓き、この地の開祖になったが、代々広大な柏木林も育て、藩主からお褒めをいただいたほどだった。 柏木とはヒノキの別称である。 この地の柏木林は今は跡かたもなくわが家に残るのみだ。痕跡として「下柏木」の字名だけが受け継がれている。(詳細は地名こぼれ話19でどうぞ。) 父の戒名の院号は「柏樹院」で、母はそれは「樹心院」である。 柏木と両親ご加護でわたしは命運を保つことができたのだ。 感謝!感謝! 写真はわが家のヒノキ並木である。 下部に布を巻き付け木があり、その隣りの木は幹の一部が剥がれている。 「今回の事故はここで起きたのか」という声が聞こえたが、そうなると私は道路側に出て作業をしていたことになる。 9日のブログで分かる通り、それは間違いだ。 昨年冬、若者の運転する車が追突した跡である。 江戸時代そのままの街道で、幅は十分でない。 バイパス建設の構想はあるが、いつ実現できるやら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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