カテゴリ:ウサギ本
この本が売れなかった敗因の1つ目である
「コンプライアンスというジャンルにニーズがなかった」 という事実は、他の戦略面にも大きな影響を及ぼしました。 特に大きかったのが、3つ目の敗因 「本の露出がほとんどできなかった」 という点です。 自費でのアマゾン広告や新聞広告が1回だけしかできなかったのは仕方ないとして、 それ以外の露出がほとんどできなかったのです。 つまり、コンプライアンスを主題とした新聞や雑誌の取材がほとんど来なかったのです。 でも、よく考えればそりゃそうですよねー。 読者のニーズがないジャンルの取材が来るわけがありません。 この取材戦略については、「山田真哉だから大丈夫だろう」と版元もかなり自信を持っていた ようなのですが見事に外れました……(^^; 商品というのは、店頭に並んでいるだけで売れるわけではありません。 ネットや新聞、雑誌、クチコミなどあらゆる媒体で目にし、耳にすることで認知されていきます。 認知されていないものを売るのは難しく、認知されているものは売り方さえ間違わなければ売れます。 結局、このウサギ本の認知度は非常に低いままだったので、他の山田真哉本に比べて苦戦する 結果となったのでした。 (つづく) ウサギ本を取り上げてくださった数少ない媒体はこちら ↓ 日経ベンチャー 経営者倶楽部(1) 日経ベンチャー 経営者倶楽部(2) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.01.08 00:26:14
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