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カテゴリ:業務改革
AI化やテクノロジー化の進化により、経理の仕事は大半がなくなると言われています。
これには様々な意見がありますが、私は正しいと思います。 現在の経理部の仕事のうち、財務会計や決算、税務申告、役員や他部門への説明といった業務のウエートが高い経理部が多いと思います。 財務会計や決算は、その手前に経費精算のチェックや承認、請求書の処理、科目チェックなどの業務があります。 この手前の仕事が膨大で、私の会社ではこの業務だけで1つの課があります。 もちろんチェックや承認だけでなく分析も行っていますが、大半は単純作業が中心です。 このような業務は、間違いなくデジタル化して、システムに置き換えた方が何倍も効率が良いと思います。 わざわざ人間が行わなくても良い業務です。 このような作業は、徹底的にデジタル化を進め、簡素化しなければなりません。 業務そのものの形を変え、領収証や請求書も紙を廃止するぐらいでないといけません。 こうして経費精算やチェックなど、財務会計業務を出来るだけ最小限にします。 空いた時間と人材は本業への支援やリスク管理など、事業への積極的関与業務にシフトします。 このようにしなければ、経理部は実質的に消滅します。 経理部を経営支援を行う部門へと変革する必要があり、正にこれが「強い経理部」です。 そのためには、経理部のデジタル化をより一層推進しなければなりません。 デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉を最近よく聞きます。 正に経理部もDX化しなければなりません。 経理部長の役割は重大です。 コロナの影響も取り込んで、進化していかなければなりません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年05月28日 18時24分49秒
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