経理は地味だが役に立つ〜ウルトラランナー経理部長の経理の仕事とマラソン日記〜
PR
プロフィール
ウルトラランナー経理部長
ウルトラランナー経理部長で、マラソン二刀流を続けるヒロさんが、地味にコツコツと経理の仕事とマラソンに邁進する日々を、徒然なるままに綴ります。 (フルマラソンサブ4、ウルトラマラソン100km完走を同年齢で達成することを、マラソン二刀流と呼んでいます)
カレンダー
バックナンバー
カテゴリ
日記/記事の投稿
コメント新着
キーワードサーチ
< 新しい記事
新着記事一覧(全2554件)
過去の記事 >
最近読んだ本や、あちこちで「BS(貸借対照表)思考」や「BS脳」などという言葉を目にします。 実に大切な思考だと思います。 BSは英語でbalance sheetですので、頭文字をとってBSと言います。 企業の資産と負債、その差額の純資産が表示されています。 PL(損益計算書)ばかりを気にして、BSをあまり気にしない企業も結構あると思います。 これはあまり良いことではないと思います。 PLは経営成績ですから、1年でリセットされます。 成績が良くても悪くても、また翌年から新たな年度になります。 これに対してBSは積み上げです。 ストックになりますので、年度が変わってもずっと継続されていきます。 お金が少なければ、そのまま引き継がれます。 在庫が過剰であれば、翌期に少なくする努力が必要です。 [新会計基準対応版] 決算書がおもしろいほどわかる本 損益計算書、貸借対照表、キャッシュ・フロー計算書から経営分析まで (PHP文庫) [ 石島洋一 ] BSの右側(貸方)は、負債と純資産です。 これはお金の調達手段を示しており、借り入れた場合は負債、出資を受けたら純資産です。 そうして集めたお金の使い途が、BSの左側(借方)の資産として表れます。 商品を仕入れたり、土地や建物などを取得したりと、有形・無形の資産になります。 この資産を活用して、いかにキャッシュを生み出すか、がBS思考です。 これをいかに効率良くキャッシュに変えていくか、が大切なポイントです。 BS思考は個人にも言えることです。 人生の経験の中で、私たちは多くの資産を持っていると思います。 それは家や車のような有形のものだけでなく、経験やノウハウ、人脈などの無形のものもあります。 特に私のような年代になると、この無形資産が大切だと思います。 有形・無形の資産を活用して、キャッシュを創出していき、そのサイクルを早めていくことで、さらに新たなキャッシュを手に出来ます。 BS思考は、本当に大切だと思います。
1年振りのCFOの会 2024年10月16日
決算早期化 2024年04月18日
部門を超えた勉強会が終わる 2024年04月17日
もっと見る