経理は地味だが役に立つ〜ウルトラランナー経理部長の経理の仕事とマラソン日記〜
PR
プロフィール
ウルトラランナー経理部長
ウルトラランナー経理部長で、マラソン二刀流を続けるヒロさんが、地味にコツコツと経理の仕事とマラソンに邁進する日々を、徒然なるままに綴ります。 (フルマラソンサブ4、ウルトラマラソン100km完走を同年齢で達成することを、マラソン二刀流と呼んでいます)
カレンダー
バックナンバー
カテゴリ
日記/記事の投稿
コメント新着
キーワードサーチ
< 新しい記事
新着記事一覧(全2554件)
過去の記事 >
企業が決算期に作成している四半期報告書の廃止が決まりました。 証券取引所の規則に基づく決算短信に一本化されます。 四半期報告書の廃止を盛り込んだ改正金融商品取引法などが、衆院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立しました。 これにより、四半期報告書は廃止されます。 廃止するのは第1四半期と第3四半期の四半期報告書です。 決算短信と内容の重複が多いことから、決算短信へ一本化されることで、企業の負担を軽減します。 決算短信の注記項目は、少し拡充されます。 また、四半期決算短信の監査法人レビューは、特殊な事情がない限り、任意となります。 長年、経理の現場で仕事をしている中でずっと感じていたことが、ようやく実現します。 昔のように、中間決算期となる半期報告書は作成しますが、これは特に異論ありません。 大体、決算短信と重なる内容の四半期報告書を作成しても、ほとんど読まれていないのではないかと、今でもずっと思っています。 決算短信を開示することで、開示は充分だと思います。 【中古】 四半期報告書の実務 会計処理と開示の総合解説 第2版 / あらた監査法人 / 中央経済社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 監査法人との協議はこれからですが、全くレビューなしで開示することは、少し不安があります。 そのため、何らかのレビューやチェックをしてもらう企業が多いのではないかと言われています。 過去より、四半期報告書は不要とずっと思い続けており、このブログでも何回か書いたことがあります。 開示資料を一本化してくれ、と叫び、四半期開示制度は変わらない、と嘆き、しまいにはトランプ大統領に期待するしかない、とアメリカ頼みだとも訴えました。 今回、ようやく実現することで、大変喜ばしく思います。 まだこれ以外にも、年度決算での会社法と金商法の重複など、解消して欲しいことは多々ありますが、まずは一歩前進したことはありがたいです。 この空いた時間を有効に活用して、さらに企業価値向上に努めていきたいと思います。