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カテゴリ:マラソン・ランニング
先日の講演会でもお話ししましたが、私は早生まれで、子供の頃は身体も小さく、病気がちでした。
両親は、かなり心配したようです。 特に運動は、子供の頃はハンデがありました。 ほぼ1年違う子と比べると体力差があり、いじめにも遭いました。 そんな幼少期を過ごしましたので、自分は運動は苦手なんだ、という意識が、無意識のうちに芽生えていました。 それは中学生になっても同じでした。 中学生になると、学校行事でマラソン大会がありました。 これも学年では遅い方でした。 中学3年の頃、マラソン大会に向けての体育の授業がありました。 その時私は何を思ったかわかりませんが、自分の意識よりもかなり速いスピードで走ってみました。 何でそう思ったのかは記憶にありませんが、とにかく自分の力以上のスピードで頑張って走りました。 恐らく、今まで走ったことのないスピードで頑張ったところ、驚くことにそのまま走り切ることが出来ました。 ベトナムでランニング?マラソン?? 楽しい楽しいホーチミン走る会・奮闘記 [ 上野晃裕 ] この時に、もしかしたら自分はやれるかもしれない、と思い、マラソン大会本番に臨みました。 当時のマラソン大会は、中学3学年が10kmを一斉に走る大会でした。 私は、野球部やサッカー部などの運動部の同級生に食らいつきながら、スタートから粘って走りました。 どんなペースで走っていたのかわかりませんが、とにかく苦しかったのは憶えています。 それでも何とか走り切り、3学年全体で11位に入りました。 自分でも驚くぐらい、走れることが出来ました。 これはとても自信になりました。 そして、この時から私には、自分で決めつけずに挑戦する気持ちが芽生えました。 自分は運動はダメなんだ、と勝手に決めつけていたことこら、その殻を破ることが出来ました。 そのきっかけはマラソンでした。 あれから40年ほど経ちましたが、あのマラソン大会が私の人生を変えたと言っても過言ではありません。 今はタイムは追っていませんが、また大会で勝負してみたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月28日 18時31分28秒
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