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2012年11月15日
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サンドラの2009年3月7日以来のオリジナル・ニュー・アルバム『Stay In Touch』がヨーロッパで10月26日に発売されました。
いつもは「ドイツ・アマゾン」で予約購入するのですが、毎回書くように「ドイツ・アマゾン」から届くCDは半分以上がケースが割れているのが嫌だったことと、今回は送料込みで考えると、日本のアマゾンで買ったほうが安いという事情で、日本のアマゾンで注文しました。
ただ、日本での発売は11月6日で、発送はその数日後という案内でした。
そして、11月8日に届きました。
 
今回は単独のアルバムCDだけのものと、すべての曲の「Extended Version」を収めたボーナスCD付きのバージョンがあって、200円ほどしか違わないので、私は2枚組みを注文しました。
 
届いて以降、1枚めのオリジナル盤ばかり毎日数回聞いて、きょうまでに合計で30回ほど聞いたことになると思います。
 
以下、今回はメインである「CD1 (The Original Album)」についてのみ、簡単に感想を書いてみたいと思います。
 
まず、軽く驚くのは、最近のアルバムCDは13曲程度が収録されているのが普通なのに、今回のアルバムでは11曲しか入っていないことです。
そして、その11曲の合計タイムが39分15秒しかないのです。
今どきのアルバムとしては、画期的な短さです。
 
まず、オープニングにしてアルバムのタイトル曲である『Stay In Touch』から始まります。
Lipps Ink.の『Funky Town』と似た感じのイントロで始まりますが、その長さはわずか8秒です。
曲はサビ部分が「タッタカ、タッタカ、タッタカ、タッタカ・・・」というリズムで、少し賑やかな感じです。
 
2曲めは先日シングル・カットされ、MP3フォーマットのみでの発売となった『Infinite Kiss』です。
‘間違っても’、ミヒャエル・クレトゥは作らないタイプの曲でしょう。
男女のボーカルの掛け合いが楽しく、メロディーの楽しさと合わせて、このアルバム1のシングル向きの曲だと思います。
ただ、曲の構成が単純で、時間も2分51秒しかないのは、短すぎると思いますが・・・。
 
3曲めは、もしかしたら第3段シングルになるのではないかという予感がする『Between Me & The Moon』です。
特別キャッチ-というわけではありませんが、わずかにAORのような感じがアダルトっぽさを醸し出していて、50歳のサンドラにはこれぐらいの大人の雰囲気が必要でしょう。
フベルト・ケムラーのヴォーカルのフェード・アウトで終わるのが、サンドラの曲というより2人のデュエット曲に近い感じを与えています。
 
続く『Maybe Tonight』はいち早く5月に先行シングルとして発売されていた曲で、これはMaxi-singleも発売されていたので購入し、10月9日の日記に取り上げました。
 
5曲めの『Moscow Nights』は、Maxi-singleの『Infinite Kiss』に『Russian Eyes』という曲が収録されていたのと同様、今でもサンドラ・ファンが非常に多いロシアのファンに向けて用意したものかもしれません。
歌詞の中には、「Moscow nights, city on nights」という部分があるので、サンドラのお気に入りの国なのかもしれません。
 
6曲めは、一転してイントロが44秒もある『Heart Of Wax』です。
サビの部分のメロディー・ラインが哀しげで、なかなかのお気に入りになりました。
ただ、はじめは非常に静かなアレンジなのですが、曲が進行するに従って、どんどんディスコっぽいアレンジに変わって賑やかになっていくのが残念です。
それと、歌詞の「it's your honesty that melts my heart of wax」の「honesty」の最初の母音が1番でも2番でも声が‘割れて’いるのですが、これは無理にそうしているのでしょうか。
日本のアイドル歌手がうまく歌えなくて、声が割れてしまったような感じで、私は好きになれない部分です。
 
7曲めの『Kings & Queens』は、イントロと間奏がまるでデビュー曲の『(I’ll Never Be) Maria Magdalena』です。
でも、曲自体はシングルにするほどのインパクトはないように思います。
前のアルバムでは歌詞で昔を懐かしんでいるような部分がありましたが、今回はメロディーで懐かしんでいるような感じもしないでもありません。
 
8曲めの『Angels In My Head』はアラベスク時代に戻ったかのような‘忙しげ’な曲です。
上品なアラベスクとでも言えばいいでしょうか。
ミヒャエル・クレトゥの作る曲とはまったく異なる感じがします。 
 
次の『Sand Heart』は、可もなく不可もなくといった印象の曲です。
 
ラストから2曲めは『Love Starts With A Smile』は、タイトルがあまりにも軽くて失笑してしまいますが、曲調は結構重厚な感じで、大人のポップスと言えると思います。
曲の最後はサンドラの曲というより、ヒューバート・カーの曲のような雰囲気です。
 
そして、ラストの『Sun In Disguise』は唯一のバラード曲ですが、これも感動・感激するほどの名曲とは言えません。
この曲を置くのはラストしかないといった感じで配置したような印象です。
 
シングルにした2曲は正解だと思います。
もし、もう1曲シングル・カットするとなると、どれにするかは難しいと思います。
個人的には上に書いたように、『Heart Of Wax』がいい味を出しているとは思いますが、シングル向きではないと思うし。。。
 
全体としては、再び今までのどのアルバムとも違った曲調の作品が集まっています。
まあ、作曲とプロデュースがころころと変わるので、しかたがないと言えばそれまでですが・・・。
 
 
「Stay In Touch」_Sandra.jpg  CD 『Stay In Touch』 (Sandra) 
 
 
特別気に入った曲がないのと、どの曲もアレンジが軽いのが個人的に残念です。
もう少し重厚なアレンジにはできなかったのでしょうか。
 
ミヒャエル・クレトゥがプロデュースしていた頃、特に『Close To Seven』あたりのアルバムの曲と比べると、今回のアルバムは‘幼稚さ’のようなものさえ感じるほどのポップなアルバムだと思います。
かつてU2のボノが自分の曲に絶対的な自信を持っていて、ABBAの曲を「今の時代に歌詞に政治を取り上げず、昔と変わらず“愛”ばかりをテーマに曲を書いているのは‘幼稚’で、そんな曲は後世に残らない」と見下していたことがありました。
でも、結局、U2とABBAのうち、どちらが解散後にファンが根強く残り、曲が愛され続けているかと言うと、それはABBAで、ボノ自身がABBAに対して自らの敗北・誤りを認めて謝罪したことがありましたが、サンドラの曲で‘後世’に残るのは、ミヒャエルの作った曲かイェンスの作った曲か、興味のあるところです。





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最終更新日  2012年11月16日 01時51分33秒
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