ムラサキカタバミの根
ミニバラ栽培の際に、毎年同じ土を再生して使用しています。古くなった土に発酵した米ぬかやピートモスなどを追加して再生しているのですが、生育期になって困るのがムラサキカタバミです。
ムラサキカタバミは、2ミリほどの小さな球根がたくさん出来て、うっかり抜くと土の中に散らばってしまうのです。土にまぎれた小さな球根は春になると葉を出し、ぐんぐん成長を始めます。見つけ次第抜いているのですが、油断するとすぐに大きな葉をつけて花まで咲いてしまいます。
先日大きくなったムラサキカタバミを抜いたら直根が大根のように育っていました。ここまで大きくなるのはあまり見たことがありません。せっかくですから写真を撮ったあとちょっとかじって見ましたら、大根のような味がしました。
栽培して食用になるかもしれませんが、以前、花がきれいなので鉢に植えて栽培して見ましたら、黄色いカビのような病気が一面に出てしまい、満足に育ちませんでした。雑草としてなら育つのですが、大事にされると嫌がるへんな植物でした。