白花ムラサキツユクサ
白花ムラサキツユクサ
白花のムラサキツユクサが今年も咲き始めました。ムラサキツユクサといえば、昔はこの花の毛のような部分を顕微鏡で観察して、細胞内の原形質流動を見る授業があった気がしますが、今の理科の授業でも行われているのでしょうか。
普通は花弁が紫色なのでムラサキツユクサと呼ばれるのですが、その白花なのでこんなややこしい名前になっています。名前はともあれ、この白さはいかにも純白で清楚です。
毎年冬になると地上部は枯れ、春になると伸びだして花を咲かせます。今のところ20cmくらいの位置で直径3.5cmほどの花を咲かせていますが大きくなると40~50cm程になります。
鉢植えにしたままこれも植え替えもしないで置いてあるのですが、毎年良く咲いてくれます。病気も虫もかかりません。花は一日花で夕刻にはしぼんでしまいますが、毎日新しい花を開いてくれますので、観賞期間は結構永いですね。あまり売っている姿を見かけませんが庭の隅っこにでも植えておくと良い、和風のお勧めのお花です。