バラには黒星病やうどん粉病がつき物ですが、我が家で唯一、屋外栽培にもかかわらずまったく罹患しないバラがあります。それがツルバラのコレッタです。
ツルバラ コレッタ
ツルバラ コレッタ
3年前にピエールドロンサールと一緒に購入した挿し木苗のコレッタ。どちらかを北向きの玄関脇に植えようと、日当たりが悪くても良く咲くということで、コレッタの方を植えたのです。
当初は病気にかかるだろうと、消毒していたのですが、なんとなくそれをしなくなってからはや2年。小さな苗だったものが今や2.5mほどに伸びて毎年枝いっぱいに花をつけるようになりました。
香りも良いし、花径も6cmくらいあり、杏色でとても落ち着いています。ただ惜しむらくは花が満開になるとすぐに散ってしまい、花の下は花弁だらけになります。
驚異的なのは、何の消毒もしないのに病気や虫がまったく着かないことです。屋上においてあるバラやご近所のバラは黒星病だらけなのに、このツルバラの葉には傷一つありません。近所の奥さんもこれには驚いています。
他のバラもこれくらい病気に強いとうれしいのですが。家の北側なので北側から降る雨には濡れますし、陽はせいぜい西日が当たるくらいのところです。花弁数が多いので花粉は取れそうに無いですが、もし交配できるものならこの性質をミニバラに導入したいものだとつくづく思います。
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