今日も実によい天気です。これで正月から連続好天が続いています。
昨日お話したもうひとつの感心したアートをご紹介します。割り箸アートです。小池正孝さんが考案したアートで、割り箸を使って作っています。
10年以上前に新聞で紹介され実物を見てみたいと思っていましたが、ようやく見ることができました。
作成方法をネットで調べると、捨てられる割り箸をラーメン屋さんなど多くの方から協力をいただいて集め、それを3週間ほどバケツにつけて毎日水換えをして汚れや脂分を抜き、そのあと半年ほど天日で自然乾燥させて使うそうです。
集まった割り箸をまとめて接着剤で接着し、その木口の模様を利用して魚の造形をしています。その作品の一部をアップでご紹介します。
割り箸アート タコ
割り箸アート カジカ
割り箸アート イシダイ
割り箸アート アンコウ
割り箸アート エイ
どなたもが驚かれるのが一番最初にご紹介したタコの造形です。実にリアルに作られておりその曲線の見事さにびっくりします。長年の経過から一部に割れが生じていましたが、それでもそのすばらしさは残されています。
こうした造形はどのように作られるのか、製作工程も展示されていました。12本の割り箸を一塊にして接着し、それを斜めに切って立体的に組み合わせ、表面を鑢や紙やすりなどでなだらかにして仕上げるようです。
割り箸アート制作工程
割り箸アートを行う人が増えて、教室も開催されているようです。しかしこの割り箸を接着するまではできても、それを斜めに切ったり彫刻刀で彫ったりするなどは、それなりの道具と部屋がなければできそうにありませんね。
割り箸アート他 展示風景
これまでご紹介した私が感心した絵画以外の新しいアートを展示した様子です。ご紹介した以外の展示されている絵画も、その筆のタッチを見るとすばらしいものが伝わってきます。
本をみればわかることもありますが、たまにはこうした実物、本物を見て完成を養うのも大切なことだなと思いました。特にこうした展示会は、美術館と違って作品を間近に見ることができてしかも写真を心いくまで撮ることができることです。
これからもこうした機会があれば写真を撮っておきたいのですが、なかなかこうした機会にはめぐり合えません。どうして日本の美術館は写真を撮ってはいけないのでしょうね。
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