今回のサクランボ狩りは通算で4回目くらいでしょうか。(ここのところ毎年1回程度行っています。)今回は品種が特定されているツアーに参加しました。
紅秀峰という品種です。あまり聞いたことがないのですが、かなり高級品のようです。それの食べ放題。期待が高まります。
サクランボハウス
栽培ハウスは普通のサクランボ栽培所と変わりません。比較的新しいでしょうか。行ったのは沼田方面です。これまで行った甲府方面では佐藤錦が主流でしたので、新しい品種を導入したのでしょうか。でもサクランボと言えば山形ですから、品種の開発競争は激しいのでしょうね。
サクランボ 紅秀峰
サクランボ 紅秀峰
紅秀峰の実は明らかに実が大きい感じです。それと実の着き方が格段に多い。
このびっしり着いたサクランボの様子には圧倒されます。
ハウスに入る前に注意があります。我々が食べ放題をするときは。実だけを取って食べてください。売っているような軸を一緒に取ると、その元にはすでに来年の花芽が用意されているので、それを取ってしまいかねないということでした。
いざ勇んでハウス内に入りましたが、ちょうど薄日が差してきて、中は外より暑い感じです。でも葉の陰で目の前になっているサクランボをもいでは口のほうばり、種を吹き出します。一緒に行った孫娘にも手が届く範囲に実がなっていて、色にお構いなく口に入れています。もっと赤いのが甘いのだよと言っても自分で取ったサクランボは格別のようです。
紅秀峰の味は酸味も甘みもどちらも佐藤錦より濃厚で、これを冷やして食べたらもっとおいしいだろうなと思います。30分食べ放題ですが、最初の10分で大きな実をたくさん食べてもう満腹状態です。
私は写真優先でそれからおもむろに食べ始めますから、少しは長持ちしますが、梯子に登って上の方に行くとまた暑くなります。家内が梯子に登って大粒の実を両手の平いっぱいに選んでくれました。でももう食べられません。
サクランボの木
これだけ実をならせる木の太さが気になりますが、とても立派な木でした。
ハウスに来る途中に、桑の木が植わっていて、ちょうど実をつけていました。都会では熟した桑の実を見ることはまずできませんので、中途で抜け出して写真を撮ってきました。
桑の実
桑の実
桑の実
桑の実
桑の実は熟すと真っ黒になりますが、その前は白く赤く色づいて黒くなります。
夕焼け小焼けの赤とんぼの歌で、桑の実を小カゴに摘む様子がうたわれますが、この実を摘むのですね。試しに味わってみましたが、サクランボを食べた後でも甘さを感じられるほどしっかりと味がありました。でもこれを食べると色素が一杯でうっかり服に着けると大変ですから1粒でやめておきました。