サンゴでできた島と言うのを久米島でしっかり確認してきました。
白いサンゴの砂浜に黒い溶岩のような岩石が露出しています。これは溶岩の噴出でできた海底火山のてっぺんが海上に出ているのだろうと思っていました。
隆起サンゴ大地とサンゴ砂浜
ところが近寄って見るとその黒い部分にも明らかにサンゴの形が残っているのです。
溶岩のように見えるけれどやはりサンゴ
いたるところにこのようなサンゴの形が残っており、古いサンゴが化石になっているのだろうと思われました。
真新しいサンゴが打ち上げられたところは、真っ白です。
砕けたサンゴの道
比較的大きなサンゴのかけらが幅1mくらいで海岸沿いに、道のように続いています。この上を歩くと砕けてしまうので、歩くのは気がひけます。
泊ったホテルのすぐ前がサンゴの真っ白な砂浜でした。台風が来たらこの辺の様子はどうなるのか、想像するだけでこわいですが、それくらいなんともないのでしょうね。
ホテルの前はサンゴの砂浜
朝、砂浜を歩いて、なにか生物はいないのかなと探していたら、やっと大きなヤドカリを見つけました。しっかり殻のなかに閉じこもって出てこようとしません。これが海のヤドカリなのか丘のヤドカリなのか判りません。砂浜のちょうど真ん中あたりに居ました。写真だけ撮ってそのまま置いてきました。
大きなヤドカリ
朝の散歩では水中に、陸からの水がわき出ているところが見つかりました。写真を撮ったのですが、動いていないとわからないのでご紹介しませんが、初めて見る光景でしたので、ちょっと感動しました。
それから夜、ここでの夜空はどうかなと見に行きました。多少雲がかかっているところもありましたが、空気がきれいなのですね。オリオン座からカシオペア座までくっきりと見えました。試しにカメラを地上に置いて8秒間の長時間露光をしてみました。
そのままではあまり写っていなかったのですが、画像処理をしたら、なんとオリオン座からスバルまではっきりと写っているではありませんか。ご参考までに掲載します。真っ黒に見えますが、画像をクリックして元画像をご覧いただければ、星座に詳しい方ならお分かりいただけると思います。
オリオン座とスバル星団