昨日の町内会の祭りは無事立派に終わりました。朝8時半集合、9時から巡行開始。11時まで練り歩いて昼休み、2時から巡行再開。4時に神社に戻ってきました。これからがもう一つのクライマックス。私が写真を撮るわけに行きませんので娘に出来るだけ撮るように頼んでおきました。
神社に戻る予想時間を私が1時間間違え、随分待ちぼうけさせてしまいました。それでもしっかり撮っておいてくれました。まずは神社の鳥居の前で帰ってきた神輿はお払いを受けました。この大人神輿が神社に入る前に、子供神輿や山車、お囃子の車を曳いてくれた子供たちは先に神社に入れて、そこで最後のお菓子配り。20分くらいかけて一旦整理を行ってから(事故防止のためです)いよいよ大人みこしが神社に入っていきます。
氷川神社に戻ってきました
この後、急な階段を上って神社の境内の中に。
神輿ちょっと戻って
神輿を高く持ち上げて
神輿運行責任者の見事な指揮
神輿の房に御注目
整理の行われた神社の境内の中で、担ぎ納めの最後の練りが行われます。
神輿運行責任者のちょっとしたしぐさの指揮の下に神輿は左右に揺れ、その場で少しづつ回って奉納殿や神楽殿の前でみこしを高く差し上げます。
お囃子をしてくれた方々に感謝の意を表していました。
神輿を担いでいる人達は、責任者の指揮を見逃さないように一心に見つめながら、疲れた体と足にもかかわらず、心一つに担いでいました。
その気持ちがわかるのが次の写真でしょう。担いでいる人達が皆、良い顔をしています。
大人神輿 心一つに
祭りの後で、町会の祭り実行委員会のなおらいの席で、運行責任者の挨拶がありました。そのお話では、今回の担ぎ手はすべて町内会の若い人たちで、しかも担ぐのが初めての人が90%とか。ほぼ80人くらい居たでしょう。新しい神輿を作っても今に時代には担ぎ手は集まらないのではないかと、年寄りから随分心配されたそうです。でもやってみたいとの強い願いで神輿が完成したのです。
みこしの写真で房の揺れが写っています。この房が左右にきれいに揺れるのはなかなか無いことだそうです。担ぎ手の息が合わないと揺れないのだそうです。それが見事に揺れて、運行の指揮を取った人も感激していました。
神輿をしまったのが5時近くそれまで朝8時半から約8時間に及ぶ巡行でした。間に休みはありますが、役員の人達は立ちっぱなしで、ついて周り、担ぎ手に給水やお酒、おつまみを一斉に案内し、子供たちにお菓子を配り、次の休憩所の準備をし、交通整理をします。この作業を大半が70歳以上の役員が手分けをして行っているのです。もちろん料理の用意は婦人部の
方が裏方で用意してくださいます。それも大体が役員の奥さん。
これまでお祭りを横目でみて、ゲームばかりしている子供たちが来るのかなと思っていましたが、参加する様子を見て、まだまだ小さい子供さんには良い思い出になるのかなと改めて思いました。それと大人みこしを担いだ若いお父さん方も、良い連帯が生まれたのではないかと思いました。町会の役員の人達の努力を改めて実感したしだいです。
2日間この行事に参加して、体がくたくたです。昨日早めに寝て今のところ少し回復しましたが、体の痛みは明日あたりから出てくるのだろうなと思っています。でも、体は疲れますが、大震災に備えた防災意識の強化には、こうした日ごろの近所づきあいの連帯が重要になるのだろうなと見直しているところです。