伏見稲荷はまさにJR京阪本線いなり駅の目の前、駅から稲荷の建物が見えます。まさかこんなに近いとは思いませんでした。
お稲荷さんにお参りしたのは昼食を済ませてからで、道程の都合上脇道から入っていきました。そのおかげで狐像の迫力ある写真が撮れました。
伏見稲荷4200
建物は色々あってどれもこれも朱塗りの色。でも中には落ち着いた色合いの建物もありました。そこはおそらく社務所なのでしょう。
社殿の正面からの写真撮影は禁止されています。遠くからでも撮るのがなんとなくはばかれましたので撮りませんでした。私が気になったのは神社での絵馬。ここの絵馬?は鳥居の形でした。
伏見稲荷4224
稲荷敷地内はとても広くて歩ききれません。奥のほうに千本鳥居なるものがあります。階段を多く上らなければそこにたどり着けませんので、せめてそのとばくちまで行って様子を写真に撮ってきました。今まで見た千本鳥居は鳥居の大きさが人が通れるくらいの縮小されたものでしたが、ここの鳥居はとても大きな鳥居そのものが並んでいました。
この写真でも判ると思いますが、外国の方がとても多いのです。韓国人、中国人、白人、インド人などとても国籍豊かです。
伏見稲荷千本鳥居 外国人が多い
このあとに行ったところでタクシーに乗ってそのときに運転手さんに聞いたのですが、京都の観光客は外国人がとても多くなっているそうです。そのなかでもこうした神社は中国の方や韓国の方が多く、お寺さんには白人が多いそうです。派手な色合いに惹かれるということと、お寺さんでは拝観料が必要になるので、格安の日本旅行ではお寺さんには寄らないツアーが多いのだそうです。同じ東洋人でもわびさびは判らないようです。それに比べてフランス人にはわびさびに憧れを持つ人が多いとか。そういえば空手やお茶などの文化にもとても興味を持っているようですね。
伏見稲荷を見てから電車で隣の駅に移動し、東福寺を見てきました。こちらは伏見稲荷と打って変わってほとんど観光客がいませんでした。紅葉の季節は観光客が多いのですが、いまはまだ少ないのだそうです。
東福寺4251
家に帰ってきてから、入り口で頂いたパンフレットを良く見ると、この写真の右側に行くと国宝の三門があったようです。あまりに広くそこまで行くのが大変そうだったのと、左手に拝観料を支払う場所が見えましたのでそちらに行ってしまいました。今度行くときは忘れずに見てこなければと思います。
東福寺通天橋
とても長い渡り廊下で、この左右にはたくさんのモミジの木が植わっています。紅葉のときはさぞかし綺麗だろうと思います。写真を撮るときはついつい記念写真を撮ってしまいますので人物が写ってしまい、ブログにアップできる写真はそのつもりで撮らないといけません。とても長い廊下なのでその様子を撮りたかったのですが、そんなことに気遣い無用お構いなしのスカーフを巻いた東洋人夫人の2人連れがズカズカと歩いてきて撮れませんでした。この写真はその人達がいなくなってからやっと撮った写真です。
東福寺開山堂
廊下を登りきった先にあるのがこの開山堂です。お庭が綺麗に手入れされていました。左の奥のほうにお寺さんの方が写っていますが、この方々がこの後、お庭の砂利の筋を入れなおす作業をされていました。毎日落ち葉を取り去って、筋を入れなおすようです。その専用の道具を使って、ここでは碁盤目に模様を入れていました。