昨日は金子みすずと冬について気になり調べましたが、現代の女性和歌歌人、俵万智さんは冬についてどのように表現したいるのか気になって調べて見ました。あの有名なサラダ記念日の作者ですから金子みすずさんとはきっと違った感性で表現されているのだろうと思いました。
それで見つけたのが次の2歌です。
「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ
たっぷりと君に抱かれているようなグリンのセーター着て冬になる
金子みすずさんとは全く違った感性ですね。なんとなくホッとします。
俵万智さんを調べている間に、意外なことを知りました。あの有名なサラダ記念日の歌がどのように作られていたのでしょうか?本当のことを歌にしたのだとばかり思っていました。
「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日
この発想は、俵さんが鶏の唐揚げをカレー味にしたら「お、これいいな」とボーイフレンドに褒められて嬉しかったので、この気持ちを短歌にしてみたいと思ったのがきっかけだそうです。
短歌にするには鳥の唐揚げではヘビーなのでもう少し軽やかなものとサラダが浮上。次に記念日の日付をどうするかを考えました。サラダが美味しいのは野菜に元気が出る6月か7月。音の響きを考えて7月に決定。
日付けをどうしようかと考えたときに、まず思いついたのが七夕だけれども普通の日がいいと思って、一日前の6日にしたとか。このお話、御本人のツイートに書いておられるので本当のことだと思います。
短歌ってこうした発想で作られるのだなとびっくりしてしまいました。皆さん御存知でしたか?
今日は空は晴れて比較的暖かでしたので、家内に誘われて後楽園に食事に行ってきました。そのついでにシビックセンターの展望台に昇ってきました。以前ここに行ったときは、雨の日でとても写真を撮るような状況ではありませんでした。今回はとても良い天気で午後にもかかわらず遠くまで見渡せました。写真をいろいろ撮ってきましたので、整理して明日にでもご紹介しようと思います。
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