とと姉ちゃんのお話に触発されて、古い暮しの手帖を図書館から借りて読んでいます。その中で面白いものを見つけました。
昭和25年に発行された第10号の記事で、買い物の手帖というページです。
「このページには、便利なもの、美しいもの、根の割合に安いものなど、毎日の暮らしに役立つものをえらんで紹介してみました。(三越本店調べ)」と説明書きがされています。
そこに電気洗濯機が紹介されていたのです。
「主婦の夢であった電気洗濯機がなんとか倹約すれば、貯金や賞与で何時かは変えそうな値段で出て来たことがうれしい。いつかは備えたい。1万8500円」
この洗濯機の形ですが、皆さんはどんな形を思い浮かべますか。私は洗濯機といえば四角いものと思っていたのです。
そういえば開発された当時の洗濯機はこういう形だったと、なにかのカタログで見たことを思い出しました。
それにしても現代の洗濯機とはずいぶん違っています。65年経つとずいぶん進歩するものですね。自分が生きてきた時代ですが、こうした記事を読むと現代の我々の生活はずいぶん豊かで便利になったものだなとつくづく思います。