今日はレースドール教室の日。昨年始めたころはもっと早く進められないのかと、あまりに多い手数を面倒に思っていたのですが、最近はあきらめてゆっくり進めるようにはしていました。それでかなり、慎重に進めるようになっていたのですが、昨日の展示会への出品の経験で、作品の完成度への反省が早速今日の製作態度に表れました。
実は今日は3体目がほぼ完成していて、焼成は終了し、ネックレスや真珠などのアクセサリーを接着剤で貼り付けるだけ。どんなに制作時間を使っても1時間で終わり、次の作品のスカートの一部を接着するくらいには少なくとも進むと思っていたのです。そこまで進まなくてもレースへ粘土を沁みこませる下ごしらえまでは行くだろう・・と。
ところがアクセサリー付けだけで3時間かかってしまったのです。その原因は飾り付ける素材選びから、その組み合わせと取り付ける位置まで、自分で考えて、試行錯誤を繰り返していたからです。先生に言われたことを進めるだけならもっと簡単に終わるのですが、この衣装にどのようにアクセサリーをつけたらよりエレガンスになるのかなど、考えて付けてみて、離れてみて付け直し、その部分ができると他の部分のバランスを見直すなど、予想以上に時間がかかってしまったのです。
これも作品を完成させるということは、自分が納得できるものを作ることという、昨日得た制作への心構えの影響がでたのでしょう。
帰宅してからも、家に残してあるクレイ人形を見直して、不足に思うところに手入れをしなおし、肌の色を再度塗りなおすなどをしたのです。
今日はもうひとつありました。昨日まで展示していた貸しギャラリーのオーナーさんが折り紙作品を展示していて、その作り方などが出ている本や資料などを教えていただいていたのです。その延長で、今日出かけたついでに本屋さんに寄り、折り紙の本を探してみたのです。そこで興味の持てる折り紙の本が見つかりましたので、購入してしまいました。
その前段階で昨日は、教えていただいた折り紙の本を検索してみたのです。ところが、興味を持てた本はすでに絶版になっていて、古本でも高額になっていました。その代替として折ってみたい折り紙の作品がオークションに出品されていましたので2点を即落していたのです。
そんなこんなで、もう少しすると、折り紙にも手を出すかもしれません。趣味の手を広げすぎないように自重しながら、ちょっとやってみたいなと思っています。いろいろ興味を持つことは、ボケ防止に良いことだと自分に言い訳しながらやることになりそうです。
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