藤の季節は大混雑する亀戸天神。今日は良い天気でしたので、この時期はどんな様子なのか見に行ってきました。
藤が咲いていなくても梅があって風情があるので外国人の観光客が結構来ていました。それでもあの時期の混雑ぶりとは比較にならずゆっくりと回ることができました。大通りのくずもち屋さんも中に入れてゆっくりくずもちを食べることができました。それでもくずもちを買いに来るお客さんがひっきりなしでさすがは名物観光地でした。
もちろん今の時期は藤は咲いていませんでしたが、この隣にフキノトウがたくさん出ていて春を感じさせてくれました。それよりもほほえましかったのが亀でした。
亀戸天神 フジは未だ
大きくなったミドリガメ、アカミミガメがたくさん石の上に登って甲羅干しをしていました。こんな様子を見ているだけで心が落ち着きます。
亀戸天神甲羅干し亀
亀戸天神からスカイツリー
亀戸天神の神楽殿の裏側に回るとそこに亀井戸跡というのがあってその周りの石が亀のように並べてありました。どうも昔からのものではなく最近作ったもののような感じがしました。
亀井戸跡
亀の像と言えば、亀戸駅前の広場近くに羽の生えた亀の像の噴水がありました。どうやら江東区が区役所を中心に朱雀、玄武、白虎、青龍の四神像を配置したようで、以前来たときはなかったような気がします。でもそちらにあまり行きませんでしたので有ったのかもしれません。
亀戸駅前の羽亀(玄武)
今回の気軽な都内散歩では特に変わったことはありませんでしたが、天神近くに材木加工のお店があってその店先にいらなくなった端切れが無料で置いてありました。ふと覗いてみると、加工してこれだけの端材をわざわざ作るのは大変だと思うようなものもありましたので、少しいただいてきました。この端材を使ってそのうち何か作ってみたいと思っています。
この駅のまわりは江戸切子の工場が多いのでしょうか。歩いているうちに2軒ほど江戸切子を作る教室が見つかりました。1軒は自由に見学出来ましたので、拝見しました。4人の方が被せガラスに線描きをしていました。その線を基準にして切子カットを始めるのだそうです。やってみたい気もしますが、これ以上趣味を増やすと収拾がつかなくなりますので、眺めるだけで帰ってきました。