シリコンモールドを作って分かったことは、その厚みが厚すぎてはいけないことでした。
購入したカメオ型のシリコンモールドはみんな薄いもので一番薄いところは、透けて見えてうっかり使うと破れそうな薄さでした。
きっとシリコンを節約して作るためにこうなったので、自作するのだから厚みのあるものを作ろうとして、しっかりとしたものを作りました。こう考えたのは、シリコンモールドを作り始める前に石膏で型を作ったことも影響していたと思います。
さてその厚みのある完成したモールドを使って、陶土を入れて乾燥させ、いざそれを外そうとしたらうまく外せないのです。部分的に引っかかって無理に外すと、乾燥した粘土が割れてしまったのです。
市販のモールドは薄いため柔らかく、モールドを引っ張ったりして粘土に影響が及ばないように外すことができるのです。
こんなところも、やってみないと分からないことでした。
シリコンモールドではとても繊細な型どりができるのですが、そこにレースドールに使えるような陶芸粘土を流し込んで、繊細なものを作ろうとしても、外すときに割れてしまうことが多いのです。シリコンモールドには魅力的な形が結構あるのですが、そのままではなかなか使えないのです。
そこで思いついたのが、シリコンモールドに紙粘土を入れて原型を作り、それを元にして、今度は石膏で陶芸粘土用の型を作ることです。今日は、それを思いついて一日かけて作っていました。紙粘土で原型を作ったときに、その形をしっかり見て、石膏型を作って粘土を流しいれ、乾燥した粘土を外すときにに引っかからないように若干修正しました。
この結果は、まだ明日以降にならなければわかりません。石膏型が使えるのは、石膏が固まった後、しっかり乾燥してするまで待たなければならないのです。乾燥させないと流しいれた粘土が乾燥しないからです。これが結構時間がかかって、乾燥するのに数日かかります。でもこの方法が成功すれば、レースドール作りの幅が広がると思うので楽しいです。レースドール作りといっても本体ではなく、周辺の小物の飾りづくりなのですが。工夫していること自体が楽しいのですね。
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最終更新日
2021.06.08 14:25:37
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