000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

神谷ちづ子・ついつい・一言

神谷ちづ子・ついつい・一言

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

こちづ

こちづ

Category

Archives

Comments

こちづ@ Re[1]:自民党総裁選で見えてしまったいくつかの真実(09/27) 轟 五郎さんへ: それでも受け皿が・・…
轟 五郎@ Re:自民党総裁選で見えてしまったいくつかの真実(09/27) こんばんは。 高市さんで決まりと思って外…
こちづ@ Re[1]:石丸伸二氏支持はどこまで伸びるか(06/24) 旧・次世代の党支持さんへ: もちろん思っ…
こちづ@ Re[1]:石丸伸二氏支持はどこまで伸びるか(06/24) 轟 五郎さんへ: まだまだこれからだと私…
こちづ@ Re[1]:一枚板のイチョウのまな板はいい?(08/09) ske芭沙羅さんへ: そう、いいんです、一…

Favorite Blog

まるで美容液!新感… New! ひより510さん

【スピンオフ】怖い… ske芭沙羅さん

団塊世代の楽天活用… magomago55さん
暮らしの中の、陶磁… BBビーさん

Freepage List

2008.09.28
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

少し前、NHKの教育テレビで、ホスピスの院長先生が話をしていました。

物静かな院長と、おとなしそうな男性アナウンサーの対談だけで、1時間。

そんな地味な番組なのに、ついつい、引き込まれてしまいました。四つ葉

院長先生は、もとは、外科医でらしたんですね。
それが、父親の癌闘病がきっかけで、ホスピスの経営に携わろうと決めるのです。

でも「その頃はまだまだ、患者の立場に立ってみられなかった」

と振り返ります。

彼はその後、自らも癌に侵されていることを知るわけです。
で、手術して、いつまた再発するか・・という不安を抱えながら生きている。

でも、そういう立場であると、患者の思いがようやくよく、分かるし、
患者も、「同類」として心を開いてくれるのだ・・と。

70代の男性がホスピスに入って来られたそうです。
「先生、もう、痛くて痛くて、眠れないのです」と訴えるのだそうです。
だから、モルヒネを処方して差し上げた。

次の日、「いかがですか?」と聞くと、
「おかげさまで、痛みは半分に減りました」と言うのだそうです。

で、それは、よかった・・とその日、二人で様々な話をしたのだそうです。
その男性のこれまでの人生の話に耳を傾ける。
ひとつひとつ「ほう、ほう四つ葉と丁寧に聞くのだそうです。

で、さらに次の日「夕べはどうした?よく眠れましたか?」と聞くと、
「先生、痛みがすっかり消えましたピンクハートというのだそうです。

別に痛み止めを処方したわけではない。
ただ、じっくり話を聞いてあげた、それだけなのに。

ホスピスに入ってこられる方、というのは、大きな孤独を抱えているのだそうです。

他のあらゆる人は、生きることが当たり前の世界にいる。
なのに、自分だけ、「死んでいく」という枠に入れられて、
もう、突き放されたような、気持ちでいるのだそうです。

病気の痛みというのは、物理的な痛みも確かにあるのだけれど、
多くの部分は、そういう心の痛みによるものなんだそうです。

そして、その孤独感を少しでも癒せると、
人は、穏やかに「死」へのしたくが出来るのだ・・と。

ああ、そうなんだろうなぁ青ハート・・と思いましたね。

いい話を聞きました。

今、各局で、番組の制作費が削られて、しょうもない番組ばかりが、
粗製乱造されていますが・・。

ほとんど、お金をかけなくても、こんなにいい番組が出来るのに・・
そう、思いましたね。

いろいろあっても・・さすが、NHKなんですよ。
受信料、払いましょうよね。ちょき






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.09.28 17:53:45
コメント(2) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X