神谷ちづ子・ついつい・一言
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ものいわぬは はらふくるることなりて。 言いたいこと、いっちゃいましょ。
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来春のWBCの監督、星野仙一氏が、固辞することを表明したようですね。 「日本は、いじめ社会だ」といいながらの固辞ですから、 なんとなく、未練たらしいな・・という印象はありますが、 それでも、ギリギリのところで、賢明な選択だったと思います。 本当は、オリンピックで惨敗した時に、しっかりはっきり、男らしく、 「WBCには、もっと適任の監督を」と宣言するべきだったのです。 確かに、勝負は時の運、オリンピックで負けたというそのことで、 戦犯みたいに非難するのは、間違っているとは思いますが、 「でも、その星野さんが監督として、またノコノコ出てきたら嫌なだな」という 多くの日本人の美学というのでしょうかね、そういうのは、真っ先に感じ取るべきでした。 私達は『負けた監督が、またノコノコ就任するな!』・・というのではないんですよね、 『負けた時は、潔く、遠慮する』そういう男の姿を期待したかったんですよね。 その辺の気持ちを感じ取れないのが、星野さんもそうだったけれど、 彼を推す球界のお偉いさん方、そして、 そのバックにいる財界のお偉いさんたちだったのでしょう。
宮崎県の東国原知事が、引退する中山さんの跡をついで、立候補する・・ という話がありましたっけ。 当人は、やりたくてたまらない様子でしたが、結局あきらめたのですよね。 あれだけ、「宮崎県のため、大事な故郷のため」といいながら、 知事になって、僅か1年半で、辞めます・・じゃあ、話にならない。 任期いっぱい務めるのが当然であるのに、彼は、 あるべき立場を、誤りそうになったのでした。 いまだ未練が見えるところが 「所詮、この程度」の男であることを印象つけてしまいましたが、 ま、それでも、立候補を踏みとどまった(かな?)のは、 ギリギリ賢明な選択でありました。
今日、何気なくテレビをつけたら、バラエティー番組に、 あの、若貴兄弟の母、藤田憲子さんが、嬉しそうに出演していました。 姑の立場で、マナーを判断する・・とかいうコーナーで。 この方、以前から、「なんでノコノコテレビに出てきて、 エラソーに相撲界のことを語れるんだろう・・」と不思議だったんですが、 今、別れた夫や、息子を巻き込んで、八百長問題で相撲界が大騒ぎしている、 このよりによって最中に、しかもその元凶が自分自身かもしれない・・そういう中に、 どうして、芸能人たちに混じって、テレビではしゃげるんでしょうかね。 憲子さんは、少なくとも当分は、ひっそりと引っ込んでいるべきでありましょう。 自分のあるべき立場というのが、見えなくなっちゃっている人がここにもいる。 どうも最近の日本、「あるべき立場を見失う」人が増えてやしませんかね。 せめて、星野さんや、東国原知事のように、ギリギリでいいから、 憲子さんも賢明な選択をして欲しい・・と 余計なお世話ながら願うわけですが・・そう思うのは、私だけでありましょうか。