国際免許証を申請しようと、都庁行ったんです。
待たされている間、なんとなく、目の前のポスター、
じっくり読んでしまった。
『高齢者の運転免許証返納サポート』・・というの。
高齢者の運転事故が多発しているので、
65歳以上の高齢者は、免許証の返納を心がけましょう!
と、呼びかけるポスターなんですね。
65歳以上ですよ、75歳以上というのじゃない。
まだまだ、若いつもりの人ばかりの年齢層から、ですよ。
で、免許証を返納すると「運転経歴証明書」というを申請できますよ・・
とあるのです。
なに、それ・・と思いますよね。
これ、運転免許を返納した日からさかのぼって
5年間の運転に関する経歴を証明するもので、
これまで安全運転に努めてきた証明や記念の品となるもの・・なんですって。
記念品ですってよ。
これは、免許証に代わって身分証明になることもあるけれど、
金融機関によっては、ならないこともある・・んですって。
で、この「運転経歴証明書」を申請するとですね、
(申請ですよ、1000円払って手続きするんです、タダでくれるわけではない)
警視庁交通部長から、安全運転に努められた、という
「達成証」を交付していただけるんですって。
そしてその後、この証明書を掲示することで、様々な特典を受けられんですって。
その特典とやらをみますとね、
・伊勢丹、三越などのデパートの配達無料。
・巣鴨地蔵通り商店街で買物すると、記念品進呈。
・庄や、やるき茶屋などの居酒屋で、ソフトドリンク1杯サービス。
・花やしきの乗り物券、1000円を700円に。
・美術館の入館料100円引き。
などなど、なんですね。
なんだか、バカにされた感じしません?
腹立たしくありません?
私は、65まで、まだまだ時間はありますけれど、
それでも、バカヤローって、思いましたけどね。
なんというか、年寄りは、子供だましのレベルで煽てておけば、
喜んでいるに違いない・・と見くびられているような。
デパートの配達料って、300円ですよ。
安居酒屋で、ソフトドリンク1杯サービスったって・・。
こういうのって、特典とは言わないのじゃないですかね。
単なるちょっとした、サービス以外のなにものでもない。
しかも、わざわざ写真用意して1000円も払って交付された
その「運転経歴証明書」じゃあ、正しい身分証明書には、
ならない・・という。
運転免許書って、身分証明するのに、大事なんですよね。
それ返納して、代わりに1000円も支払って得た証明書は、
「あなたは、これまで安全に運転しました、偉い偉い」
とバカにされたような証明だけしてもらえるもので、
身分証明には、ならないという・・。
警視庁って、なに、考えているんだ・・と思いましたけどね。
確かに、高齢者の運転って、危ない部分があるのだと思うのですが、
高齢者は、もっと怒ってもいいのではないか・・と、
いずれそこに入る私は、怒ったのでありましたが・・。
★写真は、その「運転経歴証明書」の見本。