久々に、すっごく腹立てているんですけれど。
民主党が国会審議拒否に入ったために、
いくつもの法案が審議されないまま、廃案となるのだそうです。
北朝鮮の監視を目的とする、貨物検査特別措置法案も、
衆院は無事通ったものの、参院の拒否のまま、廃案となるらしい。
鳩山由紀夫代表はこの件について、
「緊急性がある話では必ずしもない。政権を取った後速やかに審議し、
成立を図っていくことが必要だ」と述べたそうですね。
自民党の大島理森国対委員長が民主党の山岡賢次国対委員長に電話し、
この法案を今国会で成立させるため、幹事長会談を求めたものの、
山岡氏は「われわれは(参院で)首相問責決議を出したから、
一切の審議には応じられない」と拒否したそうですね。
いいんですかね、こんなことが平気でまかり通って。
緊急性は、十分ありますよ。
あとで通すなら、今、通すべきです。
一切の審議に応じられないって・・審議するのが仕事でしょうが
北朝鮮が着々と武装を固めているのは、世界の恐怖であるわけです。
明日にも、ミサイルをどこかに飛ばしてくるかもしれない。
なんとか無謀な行動を止めようと、世界中で頭を悩ましているわけです。
そのための手段のひとつである、「貨物船を検査しましょう」を、
ようやく、国連での合意も得たという中で、
「政権をとるがため」のみみっちい理由で、早い話が民主党の党利党略で、
廃案にしてしまうなんて・・!
呆れてものも言えない。
国会議員は党員である前に、国と国民の利益を考えるべき立場ではなかったか。
外交を政局に利用してはいけない・・というのは、
政治家の鉄則ではなかったか。
ネットのコメントを見ると、「なに考えているのだ、民主党!」
という意見が圧倒的なんですが、日本の世論はどうなんでしょ。
麻生さんも、もっと語気強く抗議するべきだったと思うんですが、
メディアは、どう報道しているのでありましょう。
こういうとき、外国にいるともどかしいです。
とにかく。
間違ってますよ、こういうことが平気で通るだなんて。
日本の世論は、もっと怒って、声を上げるべきじゃあないのかなぁ。