神谷ちづ子・ついつい・一言

あの三宅雪子議員が、ご自宅のマンションベランダから落っこちて、

全治1カ月の重傷を負ったそうです。

４階から落ちながら、その程度の怪我ですんで、

それは、ほんとに幸いだったと思います。よかった。

しっかし・・大の大人が、どうしてベランダから落ちるのか

その辺、不可思議な感が多々ありますが、ま、それはいい。

私が興味深かったのは、次の件です。

その晩、三宅さんは、スタッフと１時間ほどお酒を飲んで帰宅し、

事故直前の午前１時すぎには、自身のツイッターに

「寝つきが悪く、一旦起床。しっかりと体調管理をしなければ」

と室内で書き込んだのだそうで。

で、外の空気を吸おうとベランダへ出て、

再度ツイートしようと携帯電話を手に

身を乗り出した際に転落した・・のだとか。

夜中の１時に、そんなつまんない『つぶやき』をしていたわけ。

そのあと、再度、なにをつぶやこうとしていたんでしょ。

「外の空気はおいしい」とか、書き込むんでしょうか？

そんな彼女のつぶやきを、喜んで読む人がいるんでしょうか？

ばっかじゃなかろうか・・と思ってしまう私がいるんですが、

私は時代に遅れているのでしょうか・・

あるカナダの調査会社によると、

ツイッターに投稿されるつぶやきのほとんどが

フォロワーから"無視"されているのだそうです。

同社が2カ月にわたって、12億のツイートを検証したところ、

「リプライ（返信）」があったツイートは23％で、

そのうち2件以上リプライがあったのは2％以下、

71％トのツイートはなんの反応も得られなかったとのこと。

つまり、インターネット上では

膨大な数の『つぶやき』がひたすら無視されていることになる。

まあ、そりゃあ、そうでしょうね。

一国会議員が夜中に書き込んだ、

「寝つきが悪く、一旦起床。しっかりと体調管理をしなければ」

なんてつぶやきを、有難がって読む人がいるとはどうしても思えない。

三宅さんも、その辺を心得ていれば、

ベランダから落ちて怪我することもなかったのに・・

なんて思ってしまう私は、意地が悪いですかネ。