学力テストのやり方を、また変えるのだという。
「全員参加」方式が復活したと思ったら、民主党政権になって、
さっさと、「サンプル抽出」方式に改められた。
日教組の「全員参加の全国学力テストは過度の競争を招く」と
いう論理を取り入れたからなんですって。
それも当初、4割の抽出の方針だったのを、
事業仕分けで3割の抽出に決めた。
私は、「それは違うだろう」とずっと嫌な感じでいたのですよね。
学力テストって、むしろ子供たちの権利だろう、と。
全員が受けてこそ、意味あるのじゃないのって。
でも、いろんな影響力ある人間が「大賛成だ」とあの頃言っていた。
それを、また「全員参加方式」にするのだという。
変えて、1年しか経っていないのに。
間違いを正すのに、躊躇することはないし、
早く気付いたのは、むしろよかったと思うのだけれど、
しっかし・・なにをやっているのだ、と思いますよね。
あれは、なんだったのって。
こども手当だって、去年、賛成した公明党も共産党も、
今頃「賛成できない」とか言い出している。
去年の段階だって、問題多々であることは、分かっていたのに、
目をつむって、強引に押し通したのではなかったか。
間違いを正すのに躊躇することはないけれど、
なんかなぁ、国の大事なことが、「時の勢い」みたいなことで、
いかようにもなってしまうっての・・
ちょっと勘弁してよ、と思いますよね。国民として。
日本を背負う立場なら、最初から間違いだと気付けよと思うよね~。
日本って、財源がないとか言いながら、
随分無駄なことやってる・・。