神谷ちづ子・ついつい・一言

「エエ　そんないい加減な世界なの」と私がびっくりすると、

「刺身だってそうじゃないですか」と。

お刺身だって、安全規定があるわけではなく、

魚屋の勘と経験でもって、「お刺身、大丈夫ですよ」といい、

食べる側も、自分なりの勘と経験でもって、

つまり自分の目と、店への信頼と、値段と合わせた

自己責任で、食べたり食べなかったりしてますもんね。



食中毒を起こした焼き肉チェーンのメニューを見ると、

問題のユッケは280円なんですよね。

和牛のユッケが、280円！

私だったら、それはちょっと、胡散臭いと思いますよね。

そんな値段で出せるわけがない、

なにかカラクリがあるとしか思えない。


もちろん、これまでは食中毒を出してはいないわけだし、

お店の信頼に関わる大事なポイントだから、

それなりに、注意して出していたのだと思うのですけれど、

その「カラクリ」のところのリスクが、

今回表面に出てしまったのではないですかね。



ま、とにかく、こういうことが起こった以上、

今後は規制が厳しくなって、大好きなカルパッチョも、

牛の叩きも、簡単に食べられなくなるのかも・・ですね。

血の滴るようなレアのステーキというのも、難しくなるかも。

うーん、ちょっとなぁ・・と思いますよね。