神谷ちづ子・ついつい・一言

デヴィ夫人が提訴されたそうです。

夫人は「デヴィの独り言　独断と偏見」という

オフィシャルブログを運営していまして、

お金持ち奥さま方の、「デヴィ夫人を囲む会」の企画のお知らせとか、

どこかの有名シェフが夫人のために特別に用意したという、

ン万円もするコースの、一品一品を紹介したりしているんですが、

社会問題に関しての、彼女らしいかなり強い調子の、

意見公開もしているんですね。

「独断と偏見」と銘打っているだけあって、

それはかなり思い込みの強い意見なんですが、

その分、賛同する人も多いようで、結構人気のブログらしい。

で、そのブログで、例の大津市のいじめ事件についても触れて、

加害者の親はけしからん、とネットで出回っていた、

両親の写真を掲載したんですね。

ところが、加害者の母親、と紹介された写真が別人のものだった・・。

で、その別人であるスタイリスト氏が、大いに迷惑を被った、と

デヴィ夫人を訴えたわけなんです。

そりゃあ、無関係なのに勝手に写真を載せられたら怒るよね。

デヴィ夫人、さっさと謝罪してしまえば、大事にならなかったかもしれないのに、

逆に怒ってしまって、「逆控訴する！」などと息まいています。

「天野恭子氏（訴えたスタイリスト氏）側は　有名人である私を

　新聞社にタレこみ、結果がどうなることか　

周知してやった行為は 許せません！」

「何故　悪意も何もない私が、提訴されなければならないのか

彼女の行為は 売名行為なのでしょうか。」

「（当人は）社会より強い非難を受けているとのことですが、

“スタイリスト”　である通知人を　知っている人々は、

「木村恭子氏（加害者の母親の名前）」でないことは熟知しているため、

笑って済ませられることであり、スタイリストとしての

営業活動に 著しい困難を強いられたという状況はあり得ません。」・・って。

なんというか・・。

「笑って済ませられること」などと、アンタに言われたくない！・・ですよね。

訴えたスタイリスト氏に、なんらかの売名行為とか、

相手がデヴィ夫人だから、という意識があったかはともかく、

少なくとも、社会的影響のある人が、オフィシャルブログの中で、

載せてしまったら、それが例え「悪意が無かった」としても、

非難されて当然だし、まずは謝罪するべきことでありましょう。

デヴィ夫人、御年７２歳だそうですが、

もう少し、大人でいましょうよ、でありますかね。

しかし、これは他山の石とすべき、と思いましたよ。

私も相当に「独断と偏見」でブログ書きこんでいますし、

間違ったことも、過去、随分と書いちゃっているし、

いくら「無名のその辺のオバサン」のブログでも、

ネットで公開する以上は、その辺、気をつけないと。

「反省、反省」としみじみ、気を引き締めたところでありますよ。

ってこれ、デヴィ夫人からまさか、訴えられたりはしないよね～。