神谷ちづ子・ついつい・一言

警視庁が公募していた、振り込め詐欺の新名称。

14000点もの候補から、

最優秀作品は「母さん助けて詐欺」に決まったそうです。

ケッ・・って印象。

長いし、いかにも頭の固いお役人が好みそう。

優秀作品は「ニセ電話詐欺」「親心利用詐欺」・・だと。

「ニセ電座詐欺」は、まあまあだけれど、

「親心利用詐欺」って・・なにそれって思いません

ただの、説明でしょう。

振り込め詐欺の被害がいまだに多いので、なんとか、

啓発しよう、というのは分かるし、

最近は振り込むのではなく、お金を直接受け取りに来る

ケースも出てきたので「振り込め」ではなくなってきた・・

ということらしいですが、ちょっと力を入れる方向が

違うのじゃないですかね・・なんとなく。

６２候補に絞ったものを巣鴨の高齢男女139人に示し、

「母さん助けて詐欺」に高い支持が集まった、とのことですが・・。

ニュースで「また、母さん助けて詐欺が起こり、東京都に住む高齢男性が

2000万円をだまされました」とか放送するのだろうか

なあんか、すっごく、変。

振り込め詐欺、でいいのにね、ようやく根付いたのに。

それにしても、こういう事件が起こる度に思うのは、

「世の中、お金持っているお年寄りが多いのね」ですね。

どうしてこうも簡単に、何百万円、何千万円を、

すぐにも用意して、振り込めるのか

うちなんか、「あ、無理です、用意できません」と言うしかない。

こういう家は、そもそも狙われないのでしょうけれど・・。

もうひとつ思うのは「どうしてこうも簡単にだまされるのか」ですかね。

日本人って、人が良すぎるのでしょうねぇ。

聞くところによると、「詐欺じゃないですか」との

銀行員の心配に激怒し振り切って、なにがなんでもと振り込んで、

詐欺に遭った人もいるそうですし。

被害者の8割が女性だそうですが、

日本の母達、しっかりしようよ・・ですよね。