神谷ちづ子・ついつい・一言

今日12日の産経一面トップは「首相、来月総選挙　決断」の大文字。

昨夕の記者会見で、安倍総理は

「解散のタイミングは、決めていない、

私自身は解散について言及したことは一度もない」

と明言しているのに、政治の世界では「決断」「解散」

ということを意味するんでしょうかね。

まあ、「解散はしません」でなく「解散のタイミング」と

言い換えた以上、解散するおつもりなんでしょう。

しかし・・狂ってますよ。

解散するとして、でも、今回の解散には、なんら大義がない。

「消費税増税延期を国民に問うため」なんて、

見え透いた「大義」を政治評論家なんぞに解説させていますが、

そんなことに、我々は騙されませんぜ。

背後でうごめいている自民党の黒幕たちの党利党略以外の意味はない。

マスコミは、嬉しいのでしょうが、

我々国民にとって、いいことなんぞ、ひとつもない。

政策審議は後回しにされ、無駄に税金を、何百億円と使われるのですから。

私達は、もっと、怒るべきだと思いますね。

今朝の「とくダネ！」で小倉さんが「今回ほど無駄で意味のない解散はない、

僕は、腹を立てていますよ」と言っていましたが、

珍しく「いいことを言っている」「「まっとうな反応」だと思いましたね。

私は、安倍さん、おかしくちゃった・・と心配していますが、

しかしどうやら、解散するのは本当らしい。

一国の首相は、大義なき解散をやってはいけないのです。

自民党には有利なのかもしれないけれど、

ここには、なんら国益はないし、「国民のため」という目線もない。

その判断ができなくなっているとすると・・

自民党の先は見えてきているのかもしれません。