ハロウィンのお祭りで大いに盛り上がった・・とニュースが伝えています。
澁谷は仮装した若者で溢れ、経済効果は1220億円と、
バレンタインを超えるか超えないか、という勢いだそうだ。
まあ、たまには仮装して大騒ぎしたっていいし、
経済効果があるなら、結構なこと・・ではありますが、
近年、日本で盛り上がるのは、クリスマスとバレンタインと
ハロウィン・・ってこれ、全部、あっちゃらものじゃないですか。
文化の日とか、ひな祭りとか、秋分の日とか、
日本独自の、古来のものの存在感が薄すぎやしませんかね。
いろいろな国で暮らしてきましたが、
他国のお祭りが、自国のお祭りより盛り上がる国って、
日本だけじゃあ、ないかしらん。
所詮、お遊びだし、経済効果があるなら、
それでいいのかも・・と思う反面、
やっぱり、いいのか、これで・・とは思いますよね~。
歌手の西川貴教さんがツイッターで、
「ハロウィンの盛り上がりに水を差す気はないですが、
やっぱ本来のハロウィンで仮装するのは小さな子供たちで、
大人がコスプレして我がもの顔で練り歩いたりする
んじゃないんですよね。日本で言えばお盆みたいなもんなんだから、
クリスマス同様、家族で過ごすものなんだなと改めて思う」
と発信したそうですが、そうだよね~、と納得です。
日本人って、「本来の意味」関係なく、
お祭りや行事、取り入れちゃうの得意ですしね。
同時に、「家族で祝う」ということが、
どんどん少なくなっている日本の現状も、
改めて、気になるわけであるのです。
そこって、案外、大きな問題を内包しているのでは・・って。
どうなんでしょ。