神谷ちづ子・ついつい・一言
PR
Keyword Search
Profile
こちづ
ものいわぬは はらふくるることなりて。 言いたいこと、いっちゃいましょ。
Category
Archives
Comments
Favorite Blog
Freepage List
< 新しい記事
新着記事一覧(全3163件)
過去の記事 >
株主総会の季節。
フジテレビ、即ちフジ・メディア・ホールディングスの総会は、 取締役に対して怒号とやじが飛び続ける、殺伐とした3時間35分だったらしい。
まあ、今フジテレビのドラマは「どうして、こんな企画でいいと思うわけ」 と呆れる程のつまらないものばかりだし、 バラエティーは、二番煎じの、いつも同じ顔のタレントが、 無駄な内輪話ではしゃいでいるものばかりだし、 視聴率が下がるのは当然で、
株主が怒って当然、総会が荒れて当然でありましょう。
ただ、そういう状況は若干の程度の差こそあれ、どの局も同じようなもので、 ほーんと、見たい番組がどんどんなくなって、腹立つばかりです。 すでにだいぶ以前、業界筋の人が「今のTV業界は、制作者のレベルが落ちに落ち、 もう、潰して一から作り直さなくちゃならないような事態になっている」 と言っていましたが、芸能人やスポンサー関係のコネ入社ばかりを繰り返し、 業界内の狭い社会で、周囲からおだてられながら番組作りしていれば、 そういう結果になるわなぁ・・と悲しい気持ちになりますね。
ただ、まだ、くだらん番組、面白くないドラマを作っている分には、 そう害は大きくないわけです。放っておけばいいだけで。 危険だな、と思うのは、非常に意図的に、こっそりメッセージを 発信しているんじゃないか・・と疑いたくなる番組が多々あること。 NHKの朝ドラ、『とと姉ちゃん』。 期待に反して、ほーんと、つまらないドラマ展開でがっかりなんですが、 それでも、朝の習慣で、一応、チャンネルを合わせているんです。 今は、ちょうど、終戦間際の大空襲があったり、の展開なのですが、 なんというか「戦争をやってはいけない」「子ども達を戦場に送ってはいけない」的 メッセージが前面に出て、「実際のあの頃の庶民の生活、感覚って、 こうではなかったでしょ」という印象の不自然なシーンばかりなんですね。 見ていて、なんともザワザワと違和感・・というか。 もちろん脚本とディレクターの力量のなさ、というのがまずあるのでしょうが、 うがった見方をすると、安保法案や、憲法改正が議論されている 投票日間近な選挙中のこの時期に、敢えてこういうメッセージを 入れ込んだシーンを当ててきた、と取れなくもない。 もちろん一個人の印象でしかありませんが、 もし、そういう意図が事実あったとしたら、由々しきことでありましょう。 公共の電波を使った、洗脳作戦・・というのか。 とまあ、なんとなく嫌な感じがしているのでありますよ。
話をフジテレビに戻すと、亀山社長は、 「まずはドラマで話題を呼び、バラエティで視聴習慣を根付かせ、 最後は報道番組で信頼を得る。そのためには何としてでも ヒットドラマを生まなくてはならない」と、 7月からスタートするドラマでは30代のプロデューサーを 中心に制作している・・と説明したそうです。 若い制作者ならいい・・との発想をしている限り、 これじゃ、ダメだ、と思いましたがね。
何故、どの局も同じインタビュー映像? 2022.08.23
山田真貴子氏の失脚 2021.03.07
森氏引きずりおろしを仕掛けたのは? 2021.02.13 コメント(2)
もっと見る